ソリューション事業の案件受注が安定的に推移。『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益は2019年2月~7月の6か月分を計上。
株式会社エクストリーム(以下、エクストリーム)は、2020年3月期第2四半期決算を11月14日(木)に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高35億2100万円(前年同期比33.4%増)、営業利益7億7500万円(同566.2%増)、経常利益6億4800万円(同741.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億2400万円だった。
経営成績に関する説明
エクストリームグループは、ゲームやスマートフォンアプリ、WEB、IT企業などの顧客先に社員が常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲームや各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、自社で保有するゲームタイトル等の使用許諾を行なう「コンテンツプロパティ事業」を積極的に展開してきた。
ソリューション事業
当第2四半期連結累計期間においては、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移。人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は2842となった。
上記の結果、売上高は17億1459万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益は4億5283万円(同19.7%増)となった。
受託開発事業
当第2四半期連結累計期間は大型案件に係る納品はなかったが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、子会社の株式会社EPARKテクノロジーズの収益が加わったことで、業績に一定数貢献した。
上記の結果、売上高は10億8381万円(前年同期比2.8%減)、セグメント損失は1513万円(前年同期はセグメント利益1637万円)となった。
コンテンツプロパティ事業
当第2四半期連結累計期間においては、2018年8月から中国でリリースされているスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』のロイヤルティ収益が引き続き堅調に発生した。配信地域は、東アジア(日本・中国・韓国・香港・台湾・マカオ)、東南アジア(タイ・シンガポール・インドネシア・マレーシア)、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)、欧米諸国(アメリカ・カナダ・EU加盟国)、トルコ、ロシアなど、グローバルに成長している。
なお、『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業、ライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから、当第2四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2019年2月~7月の6か月分となっている。
上記の結果、売上高は7億3797万円(前年同期は売上高2462万円)、セグメント利益は7億609万円(前年同期はセグメント利益2096万円)となった。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高は35億2120万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は7億7506万円(前第2四半期連結累計期間は1億1634万円)、経常利益は6億4810万円(前第2四半期連結累計期間は7702万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2468万円(前第2四半期連結累計期間は2597万円)となった。
関連サイト
株式会社エクストリーム公式サイト
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第2四半期決算説明資料