国内向け「イース」シリーズ最新作を含む3本、海外向けには「英雄伝説」翻訳版3本を販売開始。2020年はユーザー層の更なる拡大を目指す。
日本ファルコム株式会社（以下、日本ファルコム）は、2020年9月期第1四半期決算（非連結）を2月6日（木）に発表。当第1四半期累計期間の業績は、売上高4億7700万円（前年同期比14.5％減）、営業利益3億円（同19.9％減）、経常利益3億200万円（同19.6％減）、四半期純利益2億900万円（同19.7％減）となった。
経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間の製品部門においては、PlayStation4（以下、PS4）向けに『イース セルセタの樹海：改』や『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』のほか、「イース」シリーズ最新作『イースⅨ-Monstrum NOX-』を販売した。
また、PS4向けゲームソフト『英雄伝説 零の軌跡：改』を2020年4月に、『英雄伝説 碧の軌跡：改』を5月に発売する予定。「軌跡」シリーズ最新作『英雄伝説 創（はじまり）の軌跡』についても、鋭意制作中だ。
それにより、製品部門の売上高は3200万円（前年同期比67.8％減）となった。
ライセンス部門では、2019年10月にPlayStationVita向けゲームソフト『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』『英雄伝説 碧の軌跡 Evolution』の繁体字中国語版及び韓国語版を発売した。また、PS4向けに『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の英仏語版を2019年10月に発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG『英雄伝説 暁の軌跡』、Nintendo Switch向け『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』、PS4及びPC向けゲームソフト『東亰ザナドゥeX+』英語版や『イース オリジン』日本語を含む多言語版のほか、『ラングリッサーモバイル』などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を行ない、ユーザー層拡大をはかった。
2020年2月には、PS4向けゲームソフト『イースⅨ -Monstrum NOX-』の繁体字中国語版及び韓国語版を、3月には『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』英仏語版をPC向けに発売する予定だ。
上記の結果、ライセンス部門の売上高は4億4400万円（前年同期比2.7％減）となった。