大手出版社との取引強化によって作品を増やし、他サービスと差別化を進行中。6月以降には女性向けのエンタメアプリを配信しさらなる成長を狙う。
株式会社Amazia(以下、Amazia)は、2020年9月期第1四半期決算(非連結)を2月6日(木)に発表。当第1四半期累計期間の売上高は16億4150万円(前年同期比185.3%増)、営業利益は2億9666万円(同289.3%増)、経常利益は2億9315万円(同371.8%増)、四半期純利益は2億37万円(同275.1%増)となった。
経営成績に関する説明
Amaziaは、マンガアプリ『マンガBANG!』の主力コーナー「フリーミアムモデル(※)」のコーナーで、旧作を中心としたマネタイズを行ない、出版社との信頼関係を深めることで配信作品数を増やし、他社サービスとの差別化を進めている。
マンガ制作に関しては、2作品を配信し、5作品を制作中。異世界転生系の作品1タイトルに関しては、投下した資本の回収が終わっていることから、同ジャンルにおける回収の可能性に手ごたえを感じている。
2020年6~7月には、女性向けのエンタメアプリを配信開始する予定。アプリには、マンガやその他複数のコンテンツが導入され、リリーズ後も順次コンテンツや機能を追加するとのこと。
当期の利益面については、積極的な広告宣伝費用等を吸収したことで大幅な増益を達成した。
※基本的なサービスは無料で提供し、一部の機能を有料で提供するビジネスモデルのこと。
関連サイト
株式会社Amazia公式サイト
2020年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年9月期第1四半期決算説明資料