2020年9月後期以降の収益拡大に向けて、新規タイトル開発や新規案件獲得などの土台を構築。『ヒプマイARB』は3月にリリース予定。
株式会社オルトプラス(以下、オルトプラス)は、2020年9月期第1四半期決算(連結)を2月13日(木)に発表。当第1四半期連結会計期間における売上高は8億5614万円(前年同期比31.4%減)、営業損失は1億6581万円(前年同期は2億6325万円の営業損失)、経常損失は1億7349万円(前年同期は2億7679万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億7210万円(前年同期は2億7831万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。
経営成績に関する説明
ゲーム事業においては、前連結会計年度に資本業務提携契約を締結したアイディアファクトリー株式会社との協業1タイトルを含め、合計2タイトルの開発を進めていた。
当第1四半期連結会計期間において、そのうち1タイトル『RenCa:A/N(レンカ アルバ二グル)』をリリースしたが、開発中のタイトル『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-(オルタナティブラップバトル)』については、2020年3月のリリースに向けてクオリティアップを進めている。
また、開発リスクの分散と採算性の高い効率的な運営体制を目指して、リスクの高いオリジナルタイトルの単独開発は行なわず、開発進捗に応じて対価を受領することができる受託開発の形態など、開発費の先行負担が発生しない又は負担が最小限となるような形態での案件獲得を原則として行なっている。
運営中タイトルについては、売上の減少を抑えるため、各種施策を行なうとともに、採算性の低いタイトルは随時終了または協業先や子会社に運営を移管することで収支改善を進めてきた。
この結果、前第1四半期連結会計期間末から、自社・協業タイトルは1タイトルの増加、パブリッシングタイトルは1タイトルの減少、運営移管タイトルは6タイトルの減少となり、当第1四半期連結会計期間末における運営タイトルは、自社・協業7タイトル、運営移管1タイトルとなった。
ゲーム支援事業では、ゲーム資産の価値最大化をはかるための各種支援サービスとして、主にソーシャルゲーム会社に対する人材紹介を含めた人材マッチングサービスを提供している。
オフショア開発事業については、前連結会計年度に株式会社エクストリームと合弁会社を設立し、新たな体制のもとで新規の案件の獲得に注力した。間接部門では、人員の適正配置等による人件費の抑制と各種費用の削減や増加抑制を進めてきた。
関連サイト
株式会社オルトプラス公式サイト
2020年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期第1四半期決算説明資料