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壽屋、国内外の卸販売、小売販売ともに低迷で営業損失5100万円 2020年6月期第2四半期決算

壽屋

プラモデルの新作販売が少なかったことから売上減。「鬼滅の刃」シリーズや「劇場版 うたプリ」イベントの関連商品は好調に推移。

株式会社壽屋(以下、壽屋)は、2020年6月期第2四半期決算(非連結)を2月13日(木)に発表。当期累計経営成績は、売上高35億5783万円(前年同期比13.9%減)、営業損失5154万円(前年同期は7837万円の営業利益)、経常損失は7207万円(前年同期は5481万円の経常利益)、四半期純損失5211万円(前年同期は3346万円の四半期純利益)となった。

経営成績に関する説明

壽屋は、世界各国の顧客ニーズにあわせた魅力ある新製品の開発を行なうとともに、自社IPによる製品開発に注力してきた。

卸売販売について、国内市場では、ソーシャルゲーム『アリス・ギア・アイギス』と自社IP「メガミデバイス」のコラボレーション第2弾として「兼志谷シタラ(かねしやしたら)」をメガミデバイス仕様で発売した。

商品には3種の塗装済表情パーツや多彩なギアパーツが付属しており、装着して楽しめるプラモデルシリーズとして好調に推移している。

また「フレームアームズ・ガール」シリーズから、2019年11月に「轟雷改[白]Ver.2」、2019年12月に「ゼルフィカールST Ver.」を発売し、その関連製品である「フレームアームズ」「モデリング・サポート・グッズ」などの販売にも注力した。

他社IP製品については、アニメ「五等分の花嫁」に登場する五つ子の三女「中野三玖」を発売した。

海外市場では、2019年10月に「BILIBILI WORLD 2019 上海」に出展し、会場限定品をはじめとした物販コーナー、最新フィギュア・キャラクターグッズの展示、非売品ノベルティの配布などを行ない、アジアを中心に販売活動を勢力的に取り組んだ。

自社IP製品についても「メガミデバイス」シリーズをはじめ、アジアを中心に好評を得ており、地域ごとのローカライズ活動にも注力してきた。

小売販売では「鬼滅の刃」シリーズの商品が直営店舗、ECサイトで好調に推移している。また、直営店舗で「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」とコラボした「es fest12」を2019年12月に開催して盛況な結果となった。会場で「ラバーストラップコレクション」「デコキラバッジコレクション」を発売したところ、関連商品が好調に推移した。

関連サイト

株式会社壽屋公式サイト
2020年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年6⽉期第2四半期決算補⾜説明資料

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