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エクストリーム、『ラングリッサー』のロイヤルティが収益に貢献 営業利益倍増の11億円 2020年3月期第3四半期決算

エクストリーム

『ラングリッサー』の配信地域拡大で収益が堅調に推移。ソリューション事業とコンテンツプロパティ事業が成長も、受託開発の貢献が今後の課題に。

株式会社エクストリーム(以下、エクストリーム)は、2020年3月期第3四半期決算(連結)を2月13日(木)に発表した。当第3四半期連結累計期間においては、売上高53億4357万円(前年同期比19.8%増)、営業利益11億1158万円(同113.1%増)、経常利益10億1197万円(同132.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億4724万円(同191.0%増)となった。

経営成績に関する説明

エクストリームグループは、ゲームやスマートフォンアプリ、WEB、IT企業などの顧客先に社員が常駐して技術ソリューションを提供するソリューション事業と、ゲームや各種システム開発などを請け負う受託開発事業、自社保有するゲームタイトル等の使用許諾を行なうコンテンツプロパティ事業」を展開してきた。

セグメント毎の業績は以下。

ソリューション事業
当第3四半期連結累計期間は、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移した。それにより、人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は4,324となった。

上記の結果、売上高は26億0408万円(前年同期比12.4%増)、セグメント利益は6億535万円(同18.2%増)となった。

受託開発事業
当第3四半期連結累計期間に関して、大型案件にかかわる納品はなかったが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、子会社の株式会社EPARKテクノロジーズの収益が業績に貢献した。

一方で子会社の株式会社エクスラボとALTPLUS VIETNAM Co.,Ltd.で損失を計上した。

上記の結果、売上高は17億1999万円(前年同期比3.9%減)、セグメント損失1688万円(前年同期はセグメント利益4614万円)となった。

コンテンツプロパティ事業
当第3四半期連結累計期間においては、2018年8月に中国でリリースしたスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』におけるロイヤルティ収益が引き続き堅調に発生した。配信地域は、東アジア(日本・中国・韓国・香港・台湾・マカオ)、東南アジア(タイ・シンガポール・インドネシア・マレーシア)、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)、欧米諸国(アメリカ・カナダ・EU加盟国)、トルコ、ロシアなどに拡大した。

『ラングリッサー』にかかわるロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業、及びライセンス許諾先である中国の天津紫龍奇点互動娯楽有限公司からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益にかかわる報告サイクルが定められていることから、当第3四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2019年2月~10月の9か月分となっている。

上記の結果、売上高は10億4299万円(前年同期比179.1%増)、セグメント利益は10億349万円(同171.6%増)となった。

関連サイト

株式会社エクストリーム公式サイト
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第3四半期決算説明資料

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