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ビーグリー、コミック配信サービス「まんが王国」の好調で営業利益8億円 2019年12月期決算

「まんが王国」の成長が業績を大きくけん引し、過去最高の売上を更新。12月にオルトプラスと共同開発した『RenCa:A/N』をリリース。

株式会社ビーグリー(以下、ビーグリー)は、2019年12月期決算(非連結)を2月14日(金)に発表した。当事業年度の売上高は104億106万円(前期比13.2%増)、営業利益は8億1792万円(同58.1%増)、経常利益は8億1248万円(同63.8%増)、当期純利益は4億9679万円(同90.4%増)だった。

経営成績に関する説明

電子書籍ビジネスの主力であるコミック配信サービス「まんが王国」では、オリジナルコンテンツの配信や、独占作品を含んだオリジナルレーベルを配信することで、コンテンツの差別化を推進しているとともに、人気作品を多数輩出する株式会社スクウェア・エニックスの作品を配信するなど、コンテンツの拡充を行なった。

また、ユーザーのニーズが高かった後払い決済を導入し、クレジットカードを保有していない人や、サービス利用に抵抗感のある人へのニーズに応えたほか、アプリ内にダウンロード機能を導入する等、より手軽に利用してもらえるよう、改良を行なってきた。

サイトでは、これまで積み重ねてきたデータ分析にもとづく改善や、接客強化の中で各セグメントにあわせた利用促進施策を複数展開して活性化につなげている。

これらにより、2019年9月に累計ダウンロード数が11億冊を突破、同年10月に会員登録数が300万人を突破する等、継続した成長をみせている。

無料マンガアプリ「コミックevery」では、2019年12月に株式会社新潮社のマンガを配信するなど、アプリのリリース以来、継続してコンテンツ拡充を推進し、基本無料で読める作品数を1100作品、30000話以上にまで拡大した。

ゲームビジネスでは、株式会社オルトプラスと共同開発している新作スマートフォン向けゲーム『RenCa:A/N(レンカ アルバニグル)』を2019年12月にリリースした。その他にも、ファンミーティングの開催や公式WEBラジオの公開等、様々なイベントを展開している。

その他ビジネスにおいては、アプリゲーム『侍魂オンライン-朧月伝説』のPR映像制作を担当し、映画監督の三池崇史氏を迎えるなど、コンテンツ開発にとどまらず、プロモーション支援等のプロデュース活動に取り組むなど、ビジネス展開を行なっている。

これらの結果、当事業年度の売上高は100億円を超え、過去最高を記録した。

関連サイト

株式会社ビーグリー公式サイト
2019年12月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年12月期決算説明会資料

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