ゲームプレイヤーの活動データを使ってプレイヤーを強化するほか、心身や脳の健康、健康寿命の延伸に寄与することを目的とした新プロジェクト。
産経新聞グループの株式会社産経デジタル（以下、産経デジタル）は、株式会社ゲームエイジ総研（以下、ゲームエイジ総研）、日本ユニシス株式会社（以下、日本ユニシス）、ヒューマンアカデミー株式会社（以下、ヒューマンアカデミー）、レノボ・ジャパン株式会社（以下、レノボ・ジャパン）と共同で、ゲームプレイヤーのさらなる進化と豊かなゲームライフの実現を目指すプロジェクト「Game Wellness Project」を2020年4月から行なうことを発表した。
プロジェクト参画企業・学校一覧
近年のeスポーツ人気により、若年層の「なりたい職業ランキング」で、ゲーム制作関連職やeスポーツプレイヤーが上位にランクインしたり、全国各地でゲームイベントが開催されたり、eスポーツ専用のスタジオや施設が各地でオープンするなど、国内でもゲームへの興味関心が高まっている。
今回、より豊かなゲームライフを創出するために、ゲームプレイヤーのプレイ時のパフォーマンスを様々なアプローチで検証し、ポジティブとネガティブの両側面を可視化しようと考えたところから「Game Wellness Project」がはじまった。
プロジェクトでは、ゲームプレイヤーの活動データを利活用することで、プレイヤーとしての成長に役立てるだけでなく、心身や脳の健康や、健康寿命の延伸への寄与など、「ゲーム障害」疾病をはじめとするゲームへの懸念の払しょくを目指す。
また、「eスポーツにおける心理学・行動科学ベースのスポーツマネジメント」を研究している鹿屋体育大学の萩原悟一准教授の学術指導の下、学校の授業計画や高齢者向け施設への試験的導入を進め、新たなビジネスの創出などを検討していく。
プロジェクト第1弾として、ヒューマンアカデミーeスポーツ学科の授業計画に試験導入を開始。2020年4月から数か月に渡って、本学科生のゲームプレイ時の各種データを測定していき、調査結果を定期的に発表する。
関連サイト
株式会社産経デジタル公式サイト
株式会社ゲームエイジ総研公式サイト
日本ユニシス株式会社公式サイト
ヒューマンアカデミー株式会社公式サイト
レノボ・ジャパン株式会社公式サイト