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ユークス、2020年1月期連結業績予想の修正及び役員報酬の減額などを発表

ユークス

ロイヤリティ収入や原価率向上による売上未達で業績予想を下方修正。あわせて株主優待制度の廃止と、収益力強化に向けた構造改革を発表。

株式会社ユークス(以下、ユークス)は、売上未達を受けて、2020年1月期連結業績予想の修正を発表。あわせて繰延税金資産の取り崩し、役員報酬の減額、株主優待制度の廃止を発表した。

当期は、現段階で利益率の高いロイヤリティ収入が未達なこと、ゲームシリーズ「WWE」に代わる新規案件にシフトする過程で、一時的な原価率向上を他の案件で補完しきれず、当初想定していた売上予想に到達できないことから、営業利益及び経常利益に損失を計上することになるとのこと。

また、当期業績と来期以降の見通しを考慮した結果、現時点での将来課税所得を保守的に見積もり、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討して、繰延税金資産の全取り崩しと、法人税等調整額2億9000万円の計上を決定した。

これらのことから、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億4800万円となる見込み。

今回の業績予想の修正及び業績状況を真摯に受け止め、経営責任の明確化により、代表取締役社長、常務取締役、取締役、監査役、執行役員の役員報酬の減額を実施する。

また、昨今の経営環境を考慮した結果、配当による利益還元を優先するために株主優待制度を廃止する。

今後、ユークスは企業価値向上に向けた収益力強化と体質改善にグループ全体で取り組み、「不採算事業の廃止」「海外拠点の見直し」「経費削減」「原価率改善のための稼働率の向上」などの構造改革を行なう。

関連サイト

株式会社ユークス公式サイト

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