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トーセ、ロイヤリティ売上の好調で黒字回復 営業利益1.1億円 2020年8月期第2四半期決算

トーセ

『うたわれるものロストフラグ』のロイヤリティ売上が収益に貢献。SI事業では前期からの継続案件で売上好調。

株式会社トーセ(以下、トーセ)は、2020年8月期第2四半期決算(連結)を4月9日(木)に発表。売上高は21億8260万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は1億1293万円(前年同期は営業損失461万円)、経常利益は1億3887円(前年同期比439.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7422円(前年同期比7300%増)となった。

経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間の売上高については、デジタルエンタテインメント事業においてスマートフォン向けの開発売上が好調に推移したことや、その他事業においてSI事業が顧客ロイヤリティの向上に努めたこと、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調に推移したことにより、前年同期比で増加した。

利益面においては、一部プロジェクトの開発規模拡大に対して、原価が抑制できたこと、自社グループが開発運営を担当しているスマートフォン向けアプリ『うたわれるものロストフラグ』のロイヤリティ売上が好調に推移したことで、大きく増加した。

開発完了タイトル数に関して、家庭用ゲーム機のマルチプラットフォーム向けは1タイトル、スマートフォン向けは2タイトルになった。

セグメント毎の業績は以下。

デジタルエンタテインメント事業

ゲームソフト関連の売上は、大型の運営業務が終了したことに伴って、前年同期比では売上運営が減少した。

モバイルコンテンツ関連の売上は、スマートフォン向けの開発売上やロイヤリティ売上が好調に推移したことで増加した。

パチンコ・パチスロ関連については、パチンコの開発売上が好調に推移した。

上記の結果、売上高は17億8500万円(前年同期比9.5%増)、営業利益は8000万円(同199.3%増)だった。

その他事業
当第2四半期連結累計期間は、SI事業で顧客ロイヤリティの向上に努めた結果、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調だった。

上記の結果、売上高は3億9600万円(前年同期比148.2%増)、営業利益は3200万円(前年同期は営業損失3100万円)だった。

関連サイト

株式会社トーセ公式サイト
2020年8月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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