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Aiming、既存タイトルで収益改善をはかるも赤字転落 営業損失1億円 2020年12月期第1四半期決算

Aiming

台湾スタジオの従業員数最適化や大阪スタジオの譲渡で費用削減。開発中タイトルの品質向上と早期収益化に注力。

株式会社Aiming(以下、Aiming)は、2020年12月期第1四半期決算(非連結)を4月28日(火)に発表した。累計経営成績は、売上高11億1600円(前年同期比30.2%減)、営業損失1億4600万円(前年同期は営業利益5963万円)、経常損失1億4800万円(前年同期は経常利益5440万円)、四半期純損失1億5500万円(前年同期は純利益4841万円)だった。

経営成績に関する説明

『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』などの運営中タイトルでは、事業基盤強化を目的に、より効率的な運営体制を構築することで、収益改善をはかっているとのこと。

開発中タイトルでは、2020年2月5日発表のスマートフォン向けゲーム『ドラゴンクエストタクト』の共同開発に経営資源を集中し、ゲーム品質の向上と開発遅延によるコスト増加を避けながら、早期の収益化が実現できるよう取り組みを行なっている。

また、当第1四半期累計期間において、サービス中タイトルの減少と開発中タイトルの本数を鑑み、台湾スタジオの従業員数の最適化を実施した。それに加えて2020年4月1日を効力発生日に、大阪スタジオを株式会社ドキドキグルーヴワークスに譲渡したことで、第2四半期以降の人件費や拠点維持にかかる費用の削減を見込んでいる。

関連サイト

株式会社Aiming公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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