マッチング事業とゲーム事業が業績に貢献。利益面は不確定要素が多いことから未開示。
株式会社イグニス(以下、イグニス)は、最近の業績動向などを踏まえ、2019年11月13日に公表した2020年9月期連結業績予想を修正することを発表した。
マッチング事業においては、恋愛・婚活マッチングサービスの『with』が順調にユーザー数を伸ばしていることから、事業売上高が当初の想定を上回る見込みになった。
ゲーム事業では、期初の段階から事業譲渡(ゲーム2タイトルの譲渡)を計画していたが、その時点では譲渡の概要が未確定であったこともあり、売上高を当初予想に入れてなかった。
その後、譲渡時期が当初想定よりも延期したが、2020年3月2日に譲渡を完了したことから、2020年9月期第2四半期累計期間に売上を計上することになり、当初の連結売上高予想を上回ることになった。
エンターテック事業に関しては、事業推進上で不確定要素が多く、合理的な見積もりが困難であることから想定を織り込んでいなかったが、その後、タレント関連のイベント収入などを2020年第2四半期累計期間まで計上することになった。
以上の結果、主にマッチング事業とゲーム事業の貢献により、連結売上高が当初予想していた40億円から、50億円になる見込みになった。
営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想については、エンターテック事業において不確定要素を多く含んでいることや、社会全体で新型コロナウイルス感染症拡大の影響が不明瞭であることから開示は行われない。