「イース」「英雄伝説」など、既存人気タイトルの海外展開でユーザー層を拡大。各シリーズの最新作に関しても鋭意制作中。
日本ファルコム株式会社（以下、日本ファルコム）は、2020年9月期第2四半期決算（非連結）を5月14日（木）に発表。当第2四半期累計期間の業績は、売上高7億700万円（前年同期比32.4％減）、営業利益3億4400万円（同50.8％減）、経常利益3億4600万円（同50.6％減）、四半期純利益2億4200万円（同50.5％減）となった。
経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間の製品部門においては、プレイステーション4（以下、PS4）向けに『イース セルセタの樹海：改』や『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-（ラクリモサ・オブ・ダーナ）スーパープライス』のほか、「イース」シリーズ最新作『イースⅨ-Monstrum NOX-（モンストルム・ノクス）』を発売した。
また、PS4向けゲームソフト『英雄伝説 零の軌跡：改』を2020年4月、『英雄伝説 碧の軌跡：改』を5月に発売する予定だ。
「軌跡」シリーズ最新作『英雄伝説 創（はじまり）の軌跡』については、2020年8月の発売に向けて鋭意制作している。
上記の結果、製品部門の売上高は4800万円（前年同期比59.3％減）となった。
ライセンス部門では、PlayStationVita向けゲームソフト『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』『英雄伝説 碧の軌跡 Evolution』の繁体字中国語版及び韓国語版、PS4向け『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の英仏語版を発売した。
2020年2月には、PS4向けゲームソフト『イースⅨ -Monstrum NOX-』繁体字中国語版及び韓国語版を、3月には『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』をNintendo Switch及びPC向けに発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーPRG『英雄伝説 暁の軌跡』、Nintendo Switch向け『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』、PS4及びPC向けゲームソフト『東亰ザナドゥeX+（エクスプラス）』英語版や『イース オリジン』日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ『空の軌跡』のほか、『ラングリッサーモバイル』などとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大をはかった。
今後は、2020年4月にPS4向けゲーム『イース セルセタの樹海：改』繁体字中国語版及び韓国語版を、5月に『英雄伝説 零の軌跡：改』繁体字中国語版及び韓国語版を、6月には『イース セルセタの樹海：改』英語版と『英雄伝説 碧の軌跡：改』繁体字中国語版及び韓国語版を発売する予定だ。
Nintendo Switch向けには5月に『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』繁体字中国語版及び韓国語版を、6月には『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』英仏語版を発売する計画だ。
上記の結果、ライセンス部門の売上高は6億5900万円（前年同期比29.0％減）となった。