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オルトプラス、新作ゲーム『ヒプマイARB』のヒットで赤字縮小 営業損失3億円 2020年9月期第2四半期決算

オルトプラス

1か月で100万ダウンロードされた『ヒプマイARB』のヒットで3月に単月黒字化を達成。モブキャストプラスの買収で運営タイトルを拡充。

株式会社オルトプラス(以下、オルトプラス)は、2020年9月期第2四半期決算(連結)を5月14日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は20億4835万円(前年同期比15.1%減)、営業損失は3億944万円(前年同期は営業損失4億7247万円)、経常損失は3億1060万円(前年同期は経常損失4億9365万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億569万円(前年同期は親会社株主に帰属する4億8767万円)だった。

経営成績に関する説明

ゲーム事業では、開発リスクの分散と採算性の高い効率的な運営体制を目指して、リスクの高いオリジナルタイトルの単独開発は行なわず、受託開発の形態や、開発費の先行負担が発生しない、また負担が最小限となるような形態での案件獲得を原則としており、運営中のタイトルについては、売上の減少を抑えるために各種施策を行なうとともに、採算性の低いタイトルは随時終了、または協業先や子会社に運営を移管することで、運営コストの削減による収益性の改善を進めている。

アイディアファクトリー株式会社との協業タイトルとして開発を進めたスマートフォン向けゲーム『ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-(オルタナティブラップバトル)』を、2020年3月26日に株式会社アイディアファクトリープラス(オルトプラスとアイディアファクトリーの合弁会社)からリリースした。

また、株式会社モブキャストゲームスからスポーツタイトルの一部を承継した株式会社モブキャストプラスの全株式を2020年3月31日に取得することで、新たなカテゴリーを獲得するとともに運営タイトルの拡充をはかった。

これにより、当第2四半期連結会計期間末におけるオルトプラスグループの運営タイトル数は、採算性が低下していた1タイトルのサービスを終了し、全部で12タイトルとなった。

ゲーム関連事業では各種支援サービスとして、ソーシャルゲーム会社に対する人材紹介を含めた人材マッチングサービスを提供しており、各社のニーズを踏まえながら案件の獲得を進めた。

オフショア開発事業については、前期に株式会社エクストリームと合弁会社を設立し、新たな体制のもとで新規の案件の獲得に注力した。

間接部門では新しい人材の採用を進めつつも、人員の適正配置等による人件費ならびにIT化の推進による各種費用の増加抑制を進めた。

関連サイト

株式会社オルトプラス公式サイト
2020年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期第2四半期決算説明資料

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