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スターツ出版、 新型コロナウイルス感染症の影響でオズマガジンの売上が減少 営業利益6400万円 2020年12月期第1四半期決算

スターツ出版

雑誌「オズマガジン」の売上が新型コロナウイルス感染症の影響で前年同期比減。電子コミック「ベリーズコミックス」の売上は堅調に推移。

スターツ出版株式会社(以下、スターツ出版)は、2020年12月期第1四半期決算(非連結)を5月14日(木)に発表した。当第1四半期累計期間の売上高は11億3400万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は6400万円(同52.0%減)、経常利益は7000万円(同49.1%減)、四半期純利益は2600万円(同63.5%減)となった。

経営成績に関する説明

スターツ出版は「感動プロデュース企業へ」を経営ビジョンに、既存の出版社の枠にとらわれず「メッセージやストーリーの詰まったコンテンツとサービスで、新たな時間の使い方やライフスタイルを提案し、感動の輪を広げる」ことを目的に、紙や電子出版による雑誌、書籍、コミックの発行、女性向けWEBサイト「オズモール」、ケータイ小説投稿サイト「野いちご」などの運営、オリジナルイベントの開催と、それらを掛けあわせたソリューションビジネスを軸に事業の運営を行なってきた。

セグメント毎の業績は以下。

東京マーケティングドメイン
東京圏でオリジナルのマーケティング・モデルを創造する戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してきた。

当第1四半期累計期間における「厳選店舗マーケティング」は、予約可能施設の拡充やSEO対策などの施策を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう外出自粛などの影響で送客手数料売上が減少した。

「体験価値マーケティング」では、SNSコミュニティ「東京女子部」と連動したソリューション提案などが奏功し、広告売上が増加した。

雑誌の販売売上は、おでかけ情報を主なコンテンツとする「オズマガジン」の売上が、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響もあり、前年同期と比較して減少した。

上記の結果、売上高は7億3200万円(前年同期比5.2%減)、営業損失は900万円(前年同期は営業利益5800万円)となった。

投稿コンテンツドメイン
「野いちご(会員数:89万人)」をはじめとするターゲット別小説投稿サイトの運営と、人気作品を中心とした書籍及びコミックの発行を継続的に行なっている。

当第1四半期累計期間は、大人向け恋愛小説レーベル「ベリーズ文庫」の作品を原作とした電子コミック「ベリーズコミックス」の売上が堅調に推移したことで、売上高が増加した。

営業利益は、2019年に創刊した電子コミック誌「noicomi」や「Berry’s Fantasy」の掲載作品の増加にともない、前年同期比で制作コストが増加したことで、ほぼ横ばいという結果になった。

上記の結果、売上高は4億100万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は1億400万円(同1.1%増)となった。

関連サイト

スターツ出版株式会社公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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