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クルーズ、EC事業の売上増加で赤字縮小 営業損失1億円 2020年3月期決算

クルーズ

ソーシャルゲームなどの受託開発を提供するインターネットコンテンツ事業は収益が減少。

クルーズ株式会社(以下、クルーズ)は、2020年3月期決算(連結)を5月14日(木)に発表した。当期の経営成績は、売上高339億9513万円(前期比12.3%増)、営業損失9747万円(前期は営業損失10億224万円)、経常損失8536万円(前期は経常損失9億7231万円)、親会社株主に帰属する当期純損失5億5884万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失16億3920万円)だった。

経営成績に関する説明

グループの主軸事業であるEC事業においては、今後のさらなる拡大を目指して、新規ユーザー獲得を狙った大規模プロモーションや、サイトのユーザビリティの向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率の向上に注力してきた。

また、その他の事業においても、30社を超えるグループ会社によって複数の事業を並行して展開しており、広告代理事業や投資事業など今後の第二、第三の事業の柱として期待できそうな事業もうまれつつある。

セグメント毎の業績は以下。

SHOPLIST事業
主にインターネットを利用した通販サービスを提供している。

当期の売上高は245億8346万円(前期比1.5%減)、セグメント利益は3億5993万円(前期はセグメント損失3億3575万円)だった。

インターネットコンテンツ事業
主にスマートフォンなどの携帯端末を利用したソーシャルゲームや、それに付随した受託開発などを提供している。

当期の売上高は21億4255万円(前期比3.1%減)、セグメント利益は1億8255万円(同46.7%減)だった。

広告代理事業
主にEコマースのプロモーションをはじめとするネット広告の広告代理を行なっている。

当期の売上高は39億2269万円(前期比198.1%増)、セグメント利益は4475万円(同62.6%減)だった。

投資事業
投資先企業などの価値向上による投資リターンを得ることを目的とした投資を行なっている。

当期の売上高は3億7126万円(前期比67.1%増)、セグメント利益は4862万円(前期はセグメント損失1億1890万円)だった。

メディア事業
主に自社メディアの企画及び運用を行ない、効果性の高いマーケティング施策を提案している。

当期の売上高は7億8298万円(前期比47.4%増)、セグメント損失は1億6969万円(前期はセグメント損失3億383万円)だった。

関連サイト

クルーズ株式会社公式サイトクルーズ株式会社公式サイト
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期決算説明資料

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