市場シェア67%を占めるTwitchが視聴時間、配信時間、チャンネル数、平均同時視聴者数で過去最高を記録。当四半期はその他プラットフォームでも過去最高を更新。
ライブストリーミングの支援ツールなどを提供しているSteamlabs(参考サイト※英語)が、2020年第2四半期のライブストリーミング業界のレポートを公式ブログで公開した。
レポートによると、当四半期は、ライブ配信プラットフォームTwitchの視聴時間が伸びて、過去最高だった前期の記録30億時間を大幅に更新、合計視聴時間は50億時間となり、世界のゲームライブ配信市場の67.6%(前四半期比2.6%増)を占めるいう結果となった。
また、他の配信プラットフォームでも当四半期は視聴時間が大きく伸びており、Facebook Gamingは8億2200万時間(前年比3倍)、YouTube Gaming Liveでは15億時間(前四半期比39.6%増)、Mixerが1億時間(前四半期比30.6%増)となり、調査したすべてのプラットフォームで過去最高の記録となったようだ。
最も視聴された人気ゲームタイトルに関しては、ライアットゲームズの『VALORANT』が5億3400万時間でトップとなり、2018年の第2四半期の『FORTNITE』の3億9900万時間をこえる過去最高の記録となったが、Steamlabsでは「ベータ版への招待を受け取るためにユーザーがライブストリームを視聴する必要があったことに起因した可能性がある」と述べている。
人気ゲームタイトルの2位以降については『PUBG Mobile』の2億3700万時間、『FORTNITE』の1億7400時間。Steamlabsの公式ブログではさらに様々なデータやレポートが閲覧可能だ。