「めちゃコミック」がサービス開始以来初の売上高100億円を突破。ITサービスでは新型コロナウイルス感染症の影響で営業活動が苦戦。
インフォコム株式会社(以下、インフォコム)は、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を7月31日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高155億8900万円(前年同期比22.9%増)、営業利益20億9100万円(同68.6%増)、経常利益21億2600万円(同67.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益14億4100万円(同67.7%増)だった。
経営成績に関する説明
インフォコムグループは、中期経営計画(2020年4月~2023年3月)の基本方針である「成長の追求」「成長を支える経営基盤の継続強化」のもと、電子コミックとヘルスケアを重点事業として継続成長、サービス化の推進、共創の積極的推進などの施策に取り組んできた。
セグメント毎の業績は以下。
ネットビジネス・セグメント
当第1四半期連結累計期間は、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」での無料連載や独占先行配信、オリジナルコミック等の拡充をはじめ、データ分析やAI活用によるマーケティングの強化、外出自粛による需要増加などを受けて、売上高が当第1四半期連結累計期間において、同サービス開始以来初の100億円を突破した。
上記の結果、売上高は106億300万円(前年同期比35.5%増)、営業利益は19億3100万円(同80.7%増)となった。
ITサービス・セグメント
当第1四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、営業活動にやや支障が生じたものの、当初想定に比べて軽微であった。
病院向けや企業向け既存案件の販売は計画どおりに進んだ。
上記の結果、売上高は49億8600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は1億5700万円(同6.6%減)となった。
関連サイト
インフォコム株式会社公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第1四半期決算補足説明資料