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ミクシィ、『モンスト』と『コトダマン』が収益をけん引 営業利益74億円 2021年3月期第1四半期決算

ミクシィ

『コトダマン』の売上拡大により『モンスト』以外の収益化が進行。スポーツ事業は「TIPSTAR」の開発コストを費用に振り分けたことで利益減。

株式会社ミクシィは、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を8月7日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間は、売上高293億6000万円(前年同期比41.3%増)、営業利益74億7800万円(同370.0%増)、経常利益73億5200万円(同348.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は48億9100万円(同340.4%増)となった。

経営成績に関する説明

デジタルエンターテインメント事業
スマートフォンネイティブゲーム『モンスターストライク(以下、モンスト)』を主力に収益を計上している。

当四半期は、『モンスト』の売上高が、有力IPとのコラボや「劇場版モンスターストライク」とのメディアミックス連携などが功を奏し、前年同期比で増加した。

また、スマートフォンネイティブゲーム『コトダマン』の売上も順調に拡大し、『モンスト』以外の収益化も進行している。

上記の結果、売上高は259億9700万円(前年同期比34.2%増)、セグメント利益は124億8200万円(同176.2%増)となった。

スポーツ事業
プロスポーツチーム経営や、公営競技関連事業への投資を行なっている。

連結子会社である株式会社チャリ・ロトの事業成長や、株式会社ネットドリーマーズを子会社化した影響で、前年同期比で売上高が増加した。

一方、2020年6月にスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」をリリースし、開発に要したコストをその他流動資産から費用に振り替えたことで、一時的に費用が増加した。

上記の結果、売上高は23億8400万円(前年同期比301.7%増)、セグメント損失は10億2000万円(前年同期はセグメント損失5億5300万円)だった。

ライフスタイル事業
SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に、各種サービスを運営している。

「家族アルバム みてね」はマネタイズの強化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスを新しく展開する等、売上高は前年同期比と比べて増加した。

上記の結果、売上高は9億7700万円(前年同期比20.6%増)、セグメント損失は3億600万円(前年同期はセグメント損失2億7200万円)だった。

関連サイト

株式会社ミクシィ公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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