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ガーラ、巣ごもり消費によるオンラインゲームの売上増加も赤字拡大 営業損失9300万円 2021年3月期第1四半期決算

ガーラ

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための外出自粛やロックダウンに伴う巣ごもり消費でスマートフォン及びオンラインゲームの売上が増加。

株式会社ガーラ(以下、ガーラ)は、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を8月7日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高1億4412万円(前年同期比21.3%増)、営業損失9346万円(前年同期は営業損失6824万)、経常損失9373万円(前年同期は経常損失7799万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失8722万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失7846万円)だった。

経営成績に関する説明

日本
2019年11月にスマートフォンアプリ『FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)』のサービス終了に伴う売上減少があったが、クラウド関連事業の売上計上により、前年同期比で売上高(内部取引を含む)が増加した。

クラウド関連事業については、韓国Megazone社グループのクラウド事業の日本展開に関して、日本国内の営業サポート業務、運営サポート業務、採用及び人事管理サポート業務、イベントサポート業務を行なっている。

費用面に関しては『FOX-Flame Of Xenocide-』の運営費用の減少があった一方で、グループ会社に対する債権にかかわる貸倒引当金繰入額が増加。販売費及び一般管理費が増加した。

上記の結果、売上高は1254万円(前年同期比2.4%増)、セグメント損失は5976万円(前年同期はセグメント損失6473万円)だった。

韓国
スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.(以下、Gala Lab)が開発したスマートフォンゲームアプリ『Flyff Legacy(フリフレガシー)』について、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による巣ごもり消費として、2020年4~5月の対前月比の売上高が増加傾向で推移している。

連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ『Winwalk(ウィンウォーク)』も、グローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めており、売上高が順調に推移している。

さらに、Gala Labが開発し、2020年3月に東南アジアにて英語版の配信したスマートフォンアプリ『Rappelz M(ラペルズモバイル)』に関しても、足元では堅調に推移しており、欧米を中心とするグローバル地域での配信について2021年3月期のリリースに向けて準備を行なっている。

これらのユーザーへのアイテム販売増加により、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が増加した。

オンラインゲーム事業では、Gala Labの主力ゲームである『Rappelz Online(ラペルズオンライン)』『Flyff Online(フリフオンライン)』も巣ごもり消費として、2020年3月頃からヨーロッパ、アメリカ、台湾などの地域において、対前月比の売上高が増加した。

費用面については、『Flyff Legacy』にかかわるマーケティング活動費用が前年同期比で減少したが、ソフトウエア償却費の増加により、販売費及び一般管理費が増加した。

上記の結果、売上高は1億4196万円(前年同期比19.6%増)、セグメント損失は3397万円(前年同期はセグメント損失361万円)だった。

関連サイト

株式会社ガーラ公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第1四半期決算補足説明資料

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