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マイネット、ゲーム運用の効率化と経費削減で利益拡大 営業利益約7億円 2020年12月期第2四半期決算

マイネット

2020年12月期第1四半期の黒字化に続いて、利益を順調に拡大。今後は時代にあわせた新規事業の創出に挑戦。

株式会社マイネット(以下、マイネット)は、2020年12月期第2四半期決算短信(連結)を8月13日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間の売上高は59億7645万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は6億9825万円(前年同期は営業損失3億8153万円)、経常利益は6億8981万円(前年同期は経常損失4億1173万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億9961万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失9億819万円)となった。

経営成績に関する説明

規模成長を追求するため、2018年から6か月の再設計期間を経て黒字化を目指す「再設計型」タイトルの獲得を開始し、買取を積極的に行なってきた。

それに加えて、新機能開発などで売上伸長を狙う「グロスアップ」や、他メーカーが開発運営するタイトルの海外版を、マイネットが開発や運営を行なう「グローバルチャレンジ」を積極的に推進してきたが、計画と乖離する結果となり、業績が悪化した。

それを受けて、2019年12月期第2四半期決算発表と同時に「転換点リカバリープラン」を発表した。規模成長の追求から持続的利益体質を目指す戦略に転換し、「再設計型」「グロスアップ」「グローバルチャレンジ」の取り組みを凍結。これにあわせて、人員の最適化や全社費用の徹底削減などの構造改革を行なった上で、データドリブンスマート運営の徹底を実施した。

その結果、持続的利益体質への体制構築は完了し、2020年12月期第1四半期において、営業利益の黒字転換に成功し、当第2四半期においても前四半期比で増収増益を達成した。

前四半期比増収増益の要因としては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う巣ごもり消費による売上高の増加、タイトル毎のKPI管理やコスト管理手法を刷新したことによる既存タイトルの収益性の向上、経費最適化の取り組みによる費用削減が挙げられた。

また、当第2四半期において、1タイトルの仕入と1タイトルのエンディングを行なったことで、2020年6月末時点での運営タイトル数は36となった。

今後、マイネットグループは、2020年からを第三創業期と位置づけ、AIや5G時代の進展にあわせた新規事業を創出していくとのこと。

関連サイト

株式会社マイネット公式サイト
2020年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月期第2四半期決算説明資料

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