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グリー、ゲームやライブエンターテインメント事業への投資で利益減 営業利益31億円 2020年6月期決算

グリー

一過性費用の発生で利益が減少。主力のゲーム領域は運営強化や展開地域の拡大でコイン消費が安定的に推移。

グリー株式会社(以下、グリー)は、2020年6月期決算短信(連結)を8月20日(木)に発表した。当期の連結経営成績は、売上高626億6500万円(前期比11.7%減)、営業利益31億6200万円(同42.3%減)、経常利益42億1900万円(同26.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益27億900万円(同22.3%減)だった。

経営成績に関する説明

グリーグループはゲーム、ライブエンターテインメント、広告・メディアの各領域で、積極的に投資を行なってきた。

主力のゲーム領域では、既存のスマートフォン向けアプリゲームの長期運営体制による収益安定化、海外展開による収益力向上に取り組むとともに、新規アプリゲームの開発を進めてきた。これにより、新規アプリゲーム1タイトルのグローバルリリース、既存アプリゲーム3タイトルの展開エリアを拡大した。

これら運営強化や展開地域の拡大により、アプリゲームにおけるコインの消費が安定して推移した。

ライブエンターテインメント領域は、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」の機能強化やコンテンツ拡充を進めた。

広告・メディア領域では、メディア力の強化とユーザー基盤の拡大を進めた。しかしながら、一部のメディアにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた。

関連サイト

グリー株式会社公式サイト
2020年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月期決算説明資料

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