『ドラクエウォーク』が堅調に推移したことに加えて、自社IPタイトルの周年イベントや受託案件が業績に貢献。
株式会社コロプラ(以下、コロプラ)は、2020年9月期決算短信(連結)を11月4日(水)に発表した。当連結会計年度の売上高は451億2800万円(前期比16.0%増)、営業利益は122億5000万円(同314.9%増)、経常利益は117億9000万円(同612.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は79億7700万円(同645.5%増)となった。
経営成績に関する説明
コロプラにおいて、売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームに関して、当期は、他社IPタイトルの『ドラゴンクエストウォーク(企画・制作:株式会社スクウェア・エニックス、開発:コロプラ)』が堅調に推移したことで、グループの業績に貢献した。
『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』や『白猫プロジェクト』といった自社IPタイトルについては、テレビCMやオンライン動画プラットフォームでのプロモーションに加え、グッズの製作、テレビアニメ「白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE」の放映など、ユーザーとのエンゲージメントを高めるサービス運用を行なった。
また、コロプラグループの事業強化を目的に、2020年4月に総合エンターテインメント企業の株式会社MAGES.を子会社化。当期は『この素晴らしい世界に祝福を! ~この欲望の衣装に寵愛を!~』や『OGRETALE -鬼譚-』『コープスパーティー BLOOD DRIVE』といったコンシューマーゲームをリリースした。
2020年9月期のコロプラグループにおいて、新型コロナウイルス感染症による業績への影響は限定的だった。