訴訟提起後の時間経過により、請求金額を44億円から97億円＋遅延損害金に変更。
株式会社コロプラ（以下、コロプラ）は、任天堂株式会社（以下、任天堂）より訴訟を提起された損害賠償請求に関して、2021年4月13日付で任天堂より損害賠償請求金額を変更する旨の「訴えの変更申立書」が提出され、内容を確認したことを発表した。
この訴訟は、コロプラのゲームアプリ『白猫プロジェクト』が、任天堂保有の特許権を複数侵害していると指摘されているもの（関連記事）。
訴えの変更申立書によると、訴訟提起当初、任天堂は損害賠償金の請求金額を44億円＋遅延損害金としていたが、2021年2月に訴訟提起後の時間経過により請求金額を49億5000万円＋遅延損害金に増額を発表（関連記事）。今回、それからさらに時間が経過したことを考えて96億9900万円＋遅延損害金に変更したとのこと。
コロプラはこの訴訟について、任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信していることから、今後もその見解の正当性を主張していく方針だという。