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メディア工房、国内外での先行投資による影響で営業利益200万円。平成30年8月期第1四半期決算。

メディア工房

国内セカンダリー事業を中心にゲームコンテンツ事業を展開。自社ゲームブランド「OBOKAID’EM」の事業整理により営業利益が黒字化。

株式会社メディア工房は、平成30年8月期第1四半期決算を2018年1月12日(金)に発表。当期売上高は5億2900万円(前年同期比2.2%減)、営業利益は200万円(同62.4%減)、経常利益は700万円(63.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100万円(同97.5%減)となった。

経営成績に関する説明

中国を中心に国内外においてVR関連事業の推進に注力するなど、大きく先行投資を行なった影響で、前年同期比で営業利益を押し下げたとのこと。

親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比での大幅な減少に関しては、前第1四半期連結累計期間においては特別利益として固定資産並びに関係会社株式の売却による9900万円を計上と、当第1四半期連結累計期間において特別利益の計上がないことによる影響と発表。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5億2900万円(前年同期比2.2%減)、営業利益200万円(同62.4%減)、経常利益700万円(同63.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益100万円(同97.5%減)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

占いコンテンツ事業
ISP (Internet Service Provider)、各移動体通信事業者、AppleやGoogle等のプラットフォーム向けに占いコンテンツ等を企画・制作・配信するビジネスを中心に展開する他、電話による占いサービスを提供。

電話占い事業の名称を「One to One Marketing 事業」へ変更し、システムの導入により、引き続き既存の電話による占いサービスを提供。LINE株式会社の提供する各種占いサービスへのコンテンツと占い師の提供で、既存サービスを拡大。

また、既存占いコンテンツに関しては、広告宣伝費を増加し、アプリの売上が増加。しかし、主な収益が会員費となる月額課金コンテンツにおいて、会員数減少の影響を受け、占いコンテンツ全体としては減収減益となった。

以上の結果、売上高は4億3600万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は1億2600万円(同13.9%減)となった。

ゲームコンテンツ事業
子会社の株式会社ブルークエストと株式会社ルイスファクトリーの2社でゲームを制作・配信。

当第1四半期連結累計期間では、ルイスファクトリーの主軸事業である国内セカンダリー事業を中心として事業を推進。

既存運営移管タイトルを様々なプラットフォームに展開し、1コンテンツあたりの収益増加並びに運営期間の伸長を図る一方、新たな運営移管タイトルの獲得がなかったことから売上の伸びはなかった。

しかし、前連結会計年度において自社ゲームブランド「OBOKAID’EM」を、不採算事業として事業整理したことによって営業利益が黒字化。

以上の結果、売上高は8900万円(前年同期比18.7%減)、営業利益は400万円(前年同期は営業損失3300万円)となった。

メディア事業
平成29年8月からメディア事業を本格的に開始。当第1四半期連結累計期間においては、自社メディアサイト「カナウ」「yummy!」の立上げと運営を行ってきた。

ユーザーが気軽にライフスタイルに関する情報を収集出来る場を提供するとともに、占い事業の主なターゲット層である20代から30代の女性が興味を抱く事柄の分析によって、集客の強化に注力。現在は、広告費を収益の柱としているが、運営開始から半年未満であることから先行投資が損益分岐点を越えておらず、営業損失を計上。

以上の結果、売上高は300万円、営業損失は1800万円となった。

その他
新規事業においては、VR関連事業の推進、PIMAX社製品の国内販売総代理店としての営業活動を行なう他、他企業との事業提携強化に注力。

11月には、世界的なニット製造機会社である島精機製作所株式会社の主催するイベントに、提携先米国法人DoubleMe,Inc. の技術を体験できる特設ブースを出展し、好評を得た。現時点においては、プロモーションとしての活動が多く、収益には至らないものの、VR関連の製品販売やコンテンツ制作の強化が今後の事業並びに業績において重要な役割を果たすものと考えていると発表した。

以上の結果、売上高は0円(前年同期比98.6%減)、営業損失は1700万円(前年同期は営業損失300万円)となった。

平成30年8月期の連結業績予想は以下。

関連サイト

株式会社メディア工房公式サイト
平成30年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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