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エイチーム、営業益は前年同期比2倍の20.5億円。平成30期7月期第2四半期決算。

エイチーム

エンターテインメント事業では効率的な広告運用で大幅増益。ライフスタイルサポート事業はブライダル関連事業が牽引。

株式会社エイチーム(以下、エイチーム)は、平成30期7月期第2四半期決算を2018年3月9日(金)に発表した。当期連結経営成績に関しては、売上高180億6900万円(前年同期比18.2%増)、営業利益20億5600万円(同101.1%増)、経常利益20億7600万円(同93.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益14億3300万円(同112%増)となった。

経営成績に関する説明

エンターテインメント事業
自社で開発したオリジナルスマートデバイス向けゲームアプリをアプリ専用プラットフォームを通してユーザーに提供。ゲームアプリ自体は基本無料で提供し、アプリ内アイテム購入代金が主な収益。

当第2四半期連結会計期間においては、全体として減収傾向にある中、平成26年12月にリリースの新感覚リアルタイムRPG『ユニゾンリーグ(Unison League)』の年末年始イベント施策が功を奏し、売上高が当第1四半期比では微増となったが、前年同四半期比では減少した。

一方、セグメント利益は、売上トレンドを見据えながら広告費を抑制。効率的な運用が増益につながった。

上記の結果、エンターテインメント事業の売上高は86億3513万円(前年同四半期比3.8%減)、セグメント利益は17億5013万円(同57.7%増)となった。

ライフスタイルサポート事業
引越し、自動車、ブライダル、金融メディアなど様々な事業領域において個人の利用者に向けてサービスを展開する事業者と提携し、比較サイト・情報サイトといった便利なウェブサービスやサブセグメントとして、引越し関連事業、自動車関連事業、ブライダル関連事業、金融メディア事業などを展開。パートナー企業への見込客の紹介による手数料や成約報酬が主な収益。

各サブセグメント事業の好調な推移により売上高が増加。セグメント利益に関しては、売上成長による利益寄与に加え、主にブライダル関連事業における利益寄与がけん引し、前年同四半期比で増収増益となった。

ブライダル関連事業は、当第2四半期連結累計期間において、事業成長による利益寄与と前年同四半期比で増収増益。

また、平成29年12月に子会社化したIncrements株式会社(以下、Increments)の業績に関しては、みなし取得日を当第2四半期連結会計期間末としているため、当期間には含まれていない。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は82億6754万円(前年同四半期比47.5%増)、セグメント利益は12億3692万円(同77.5%増)となった。

EC事業
東海、関東、関西3カ所に物流倉庫を構え、国内外から仕入れた200種類以上の完成品自転車を自社で在庫を持ち、専属のプロ整備士により整備された完全組立自転車をオンラインで販売。自宅まで届ける自転車専門通販サイトを展開。

自転車通販サイト「cyma-サイマ-」は2013年12月にサービスを立ち上げて以来、フルフィルメント強化のため、段階的に投資を実施。まだ投資段階だが、事業としては順調に軌道に乗り、「自転車を買うならサイマ」というブランディングを目指してプロモーションを強化。継続して安定的に販売台数を伸長している。

上記の結果、EC事業の売上高は11億6660万円(前年同四半期比66.2%増)、セグメント損失は1億1269万円(前年同四半期は8091万円の損失)となった。

連結業績予想などの将来予測に関しては、以下。
平成30年7月期通期業績見通し(平成29年8月1日~平成30年7月31日
売上高 400億円(前連結会計年度比 15.6%増)
営業利益 47億円(前連結会計年度比 15.3%増)
経常利益 47億円(前連結会計年度比 14.1%増)
親会社株主に帰属する当期純利益 31億円(前連結会計年度比 20.2%増)

関連サイト

株式会社エイチーム公式サイト
2018年7月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年7月期第2四半期決算説明資料

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