『バクレツモンスター』やVRゲーム『TITAN SLAYER Ⅱ』の早期アクセス版を配信。既存ゲームについてエンゲージメントを高める施策を実施。
株式会社コロプラ(以下、コロプラ)は、2019年9月期第1四半期決算を2月6日に発表。当期連結経営成績については、売上高は98億4800万円(前年同期比20.4%減)、営業損失は1億9900万円、経常損失は4億1800万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億7600万円となった。
経営成績に関する説明
コロプラグループは、スマートフォン向けの既存ゲームについて、ユーザーとのエンゲージメントを高めることを意識し、新規ゲームに関しては、新作の投入に向けて注力してきた。VR端末向けコンテンツに関しても注力しており、さまざまな開発実験を行なってきた。
売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームについては、当第1四半期連結累計期間に、国内向けに『バクレツモンスター』をリリース。また、『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』や『白猫プロジェクト』といった既存ゲームについては、TVCMやオンライン動画プラットフォームのプロモーションに加え、グッズの製作やリアルイベントなどを行なうことで、ユーザーとのエンゲージメントを高めるサービス運用をしてきた。
VR端末向けコンテンツは、Oculus Rift及びHTC Vive向けに『TITAN SLAYER Ⅱ』の早期アクセス版の配信を開始した。
全社的な取り組みについては、創業10周年を記念した「コロプラフェス2018」を開催した。イベントでは、『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』や『白猫プロジェクト』といった人気タイトルをはじめ、創業時からのサービスしている『コロニーな生活』や、最新VRゲームなど、多様なタイトルのステージやブースを展開し、多数の人が来場した。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は98億4800万円(前年同期比20.4%減)、営業損失は1億9900万円(前年同四半期は21億9700万円の営業利益)、経常損失は4億1800万円(前年同四半期は22億1200万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億7600万円(前年同四半期は13億5200万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。