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バンダイナムコHD、人気IP商品が世界中で好調に推移 営業利益840億円 2019年3月期決算

バンダイナムコ

国内外において大人向け商品や「ドラゴンボール」のカード関連商品が人気。「ラブライブ!」「アイマス」の映像や音楽ソフトの販売も好調。

株式会社バンダイナムコホールディングスは、2019年3月期決算を5月9日(木)に発表。当期の連結経営成績については、売上高7323億4700万円(前期比8%増)、営業利益840億4500万円(同12%増)、経常利益868億6300万円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益633億8300万円(同17.1%増)だった。

経営成績に関する説明

当連結会計年度については、各事業において主力IPや商品、サービスが好調に推移したほか、グループを横断した事業連携が効果を発揮した。

以上の結果、売上高7323億4700万円(前期比8%増)、営業利益840億4500万円(同12%増)、経常利益868億6300万円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益633億8300万円(同17.1%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

トイホビー事業
国内と海外においては、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュアなどのハイターゲット(大人)層向け商品や、「ドラゴンボール」シリーズのカード関連商品などが人気だった。

国内においては、ハイターゲット層向けの商品をはじめ、「ドラゴンボール」や「仮面ライダー」「プリキュア」シリーズなど、定番IP商品が好調に推移。

海外では、アジア地域にて「機動戦士ガンダム」や「ウルトラマン」シリーズなどの商品が人気となったほか、中国市場での事業展開強化に向けた取り組みを行ない、欧米地域では、コレクターズフィギュアや「ドラゴンボール」シリーズのカード商品などのハイターゲット層に向けた展開を推進した。

上記の結果、売上高は2428億6500万円(前期比9.2%増)、セグメント利益は217億1000万円(同50%増)となった。

ネットワークエンターテインメント事業
ネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイドに展開中の「ドラゴンボール」や「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移した。

また、新プラットフォームの立ち上げなど、新サービスの創出に向けた取り組みを実施。

家庭用ゲームにおいては、『SOULCALIBUR Ⅵ』『ACE COMBAT7: SKIES UNKNOWN』『ジャンプフォース』などのワールドワイド向け新作タイトルの販売に加えて、既存タイトルのリピート販売や国内新作タイトルなどの販売も好調に推移した。

上記の結果、売上高は3409億2700万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は475億3400万円(同5.2%減)となった。

リアルエンターテインメント事業
業務用ゲームでは、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』などの販売が苦戦。

アミューズメント施設においては、国内既存店は前期に及ばなかったが、バンダイナムコならではの、体験が楽しめる新業態の出店などが好調に推移した。

上記の結果、売上高は1014億9300万円(前期比12.1%増)、セグメント利益は42億6400万円(同34.6%増)となった。

映像音楽プロデュース事業
「ラブライブ!サンシャイン!!」や「アイドルマスター」シリーズの映像パッケージソフトや音楽パッケージソフトなどが人気を博した。また、「アイドリッシュセブン」などのIPのライブイベントやその関連商品販売、ライブ映像のパッケージソフト販売が好調に推移した。

上記の結果、売上高は455億1800万円(前期比11.9%増)、セグメント利益は87億9700万円(同32.9%増)となった。

IPクリエイション事業
「機動戦士ガンダム」や「ラブライブ!サンシャイン!」「アイカツ!」シリーズなどのIPの新作映像を公開し、話題喚起をはかり人気を記録した。

また、IP創出強化に向けて、体制強化や新たな作品の製作に取り組んた。

上記の結果、売上高は224億6400万円(前期比32.4%増)、セグメント利益は50億2000万円(同4.6%減)となった。

その他事業
グループ各社へ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務などを行っている会社から構成。グループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んでいる。

上記の結果、売上高は297億6400万円(前期比7.7%増)、セグメント利益は11億9700万円(同56.1%増)となった。

関連サイト

株式会社バンダイナムコホールディングス公式サイト
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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