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ボルテージ、費用が大幅減少したことで赤字幅が縮小 営業損失1億円 2019年6月期第3四半期決算

女性向けコンテンツの売上減少も「男性向け」「IP展開」の売上が増加。労務費の減少や外注費の減少などの費用が大幅減少。

株式会社ボルテージ(以下、ボルテージ)は、2019年6月期第3四半期決算を5月10日(金)に発表。当期連結経営成績については、売上高54億1300万円(前年同期比2.8%減)、営業損失1億1400万円、経常損失1億3200万円、親会社に帰属する四半期純損失1億4100万円となった。

経営成績に関する説明

ボルテージグループは、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「IP展開」の4区分で事業を運営。

当第3四半期連結累計期間における売上は、「男性向け」「IP展開」が増加したが、「日本語女性向け」と「英語女性向け」の減少により、前年同期比で減少した。

費用については、採用抑制などに伴う労務費の減少や制作・システム外注費の減少、オフィス返却による賃借料が減少したことなどで、大幅に減少。それにより、赤字幅が縮小した。

以上の結果、売上高は54億1384万円(前年同期比2.8%減)、営業損失は1億1451万円(前年同期は営業損失10億932万円)、経常損失は1億3297万円(同経常損失10億5087万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億4178万円(同親会社株主に帰属する四半期純損失12億2528万円)となった。

セグメント毎の業績は以下。

日本語女性向け
『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』などを「カジュアル」、『天下統一恋の乱 Love Ballad』などのゲームを「カジュコア」、『アニドルカラーズ』を「コア」に事業を分類。

主に「カジュコア」が減少したことで、売上高が減少した。

上記の結果、売上高は33億55555万円(前年同期比13.2%減)となった。

英語女性向け
1つのアプリ内で複数のタイトルが楽しめる読み物アプリの「Love365」、SFスタジオで海外市場向けに制作した読み物アプリの「Lovestruck」などが該当する。

「Lovestruck」の売上高が増加したが、「Love365」が減少したことで、売上減少となった。

上記の結果、売上高は12億7023万円(前年同期比9.2%減)となった。

男性向け
主に『六本木サディスティックナイト』が大幅に増加。

上記の結果、売上高は7億2341万円(前年同期比163.8%増)となった。

IP展開
VR・AR技術を用いたコンテンツや、イベント、グッズ、映像・音楽などアプリ外の展開が該当する。

主にイベント、グッズが増加したことにより、売上高は6463万円(前年同期比95.3%増)だった。

関連サイト

株式会社ボルテージ公式サイト
2019年6月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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