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ユナイテッド、新規事業やプロダクトへの投資継続で営業利益26億円 2020年3月期第2四半期決算

ユナイテッド

ゲーム事業では開発会社トライフォートを連結子会社化。アドテクノロジー事業では収益性改善施策により増収増益。

ユナイテッド株式会社(以下、ユナイテッド)は、2020年3月期第2四半期決算を2019年10月31日(木)に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高は113億500万円(前年同期比40.1%減)、営業利益は26億2800万円(同78.5%減)、経常利益は25億7800万円(同78.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億7300万円(同84.2%減)となった。

経営成績に関する説明

ユナイテッドグループでは、スマートフォン関連領域に特化した「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事業」を中心に事業を展開。

中期経営計画「UNITED2.0」の「集中期」にあたる当第2四半期連結累計期間においては、事業の成長性を見極めつつ新規事業やプロダクトへの投資を継続している。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は113億520万円(前年同期比40.1%減)、営業利益は26億2808万円(同78.5%減)、経常利益は25億7869万円(同78.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億7308万円(同84.2%減)となった。

セグメント毎の業績は以下。

アドテクノロジー事業
アプリ広告領域において、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot』を提供し、ウェブ広告領域において、SSP『adstir』、DSP『Bypass』、アドネットワーク『HaiNa』を提供している。

当第2四半期連結累計期間は、アプリ広告領域における売上高が増加したこと、ウェブ広告領域を中心とした収益性改善施策に継続して取り組んだことで増収増益となった。

上記の結果、売上高は31億7709万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は2億1479万(前年同期はセグメント損失3235万円)だった。

ゲーム事業
スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play』に加え、当連結会計年度中のリリースを目指した新規タイトルなどを開発している。

また、前第3四半期連結会計期間より、ゲームアプリの企画や開発を行なう株式会社トライフォート(以下、トライフォート)を連結子会社化している。

当第2四半期連結累計期間は、トライフォートの連結子会社化の影響や、前連結会計年度にリリースした『東京コンセプション』の不振、新規タイトルの開発投資が増加したことで増収減益となった。

『東京コンセプション』に関しては、収益改善の見込が立たないことから、2019年9月30日付で第三者に事業譲渡を行なった。

上記の結果、売上高は11億9604万(前年同期比49.6%増)、セグメント損失は6億2253万(前年同期はセグメント利益7899万円)となった。

コンテンツ事業
スマートフォン向けアプリやウェブサイトを通した様々なサービスを提供。キラメックス株式会社(以下、キラメックス)やフォッグ株式会社については、主力事業のさらなる成長と周辺領域への展開に注力し、株式会社Smarprise(以下、Smarprise)及び株式会社アラン・プロダクツについてはビジネスモデル転換や新規事業開発に取り組んでいる。

当第2四半期連結累計期間は、新規事業への先行投資を行なっているが、キラメックスが好調であること、前第3四半期連結会計期間より新サービスを開始したSmarpriseの貢献により増収減益となった。

上記の結果、売上高は27億6701万円(前年同期比35.3%増)、セグメント損失は3億2995万円(前年同期はセグメント利益156万円)となった。

インベストメント事業
主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行なっている。

当第2四半期連結累計期間は、投資先の営業投資有価証券を売却したことなどの影響で、売上高42億420万円(前年同期比67.8%減)、セグメント利益38億7818万円(同69.9%減)となった。

関連サイト

ユナイテッド株式会社公式サイト
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第2四半期決算説明資料

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