主力タイトル『白猫PJ』や、周年イベントを迎えた『アリス・ギア・アイギス』などが堅調に推移。コスト構造の変化とコントロールで費用が減少。
株式会社コロプラ(以下、コロプラ)は、2020年9月期第1四半期決算(連結)を2月5日(水)に発表。当第1四半期連結累計期間の売上高は111億9400万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は38億6200万円(前年同期は1億9900万円の営業損失)、経常利益は38億400万円(前年同期は4億1800万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億9900万円(前年同期は3億7600万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。
経営成績に関する説明
コロプラグループは、スマートフォン向けの既存ゲームについてはユーザーとのエンゲージメントを高めることを意識し、新規ゲームについてはその投入に向けて注力してきた。
また、VR端末向けコンテンツへの注力も進めており、様々な開発実験を行なってきた。
当第1四半期連結累計期間は、売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームにおいて、企画と制作を株式会社スクウェア・エニックス、開発を自社で行なった『ドラゴンクエストウォーク』がアプリ配信プラットフォームのセールスランキング1位を獲得した。同タイトルについては1月に上級職を開放し、今後も継続的にユーザーの声に応えることで、長期的に遊んでもらえる運営を行なっていくと発表した。
主力タイトルである『白猫プロジェクト』においては、テレビアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」とのコラボイベントを行なうなど、好調に推移した。
リリースから2周年を迎えた『ツムツムランド』や『アリス・ギア・アイギス』といった2018年度に配信したタイトルも堅調に推移した。
関連サイト
株式会社コロプラ公式サイト
2020年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期第1四半期決算説明会資料