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ボルテージ、主力の女性向けコンテンツの売上減で赤字拡大 営業損失1.2億円 2020年6月期第2四半期決算

ボルテージ

グッズ販売など、イベント・ライツ展開の売上が約10倍になるも、主力事業の女性向けゲームタイトルが国内外で売上減少。

株式会社ボルテージ(以下、ボルテージ)は、2020年6月期第2四半期決算(連結)を発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は32億4757万円(前年同期比11.7%減)、営業損失は1億2465万円(前年同期は営業損失9360万円)、経常損失は1億1654万円(同 経常損失1億826万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億6008万円(同 親会社株主に帰属する四半期純損失1億1625万円)となった。

経営成績に関する説明

ボルテージグループにおいては、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「リアイベ・電書・映像」の4区分で事業を運営している。これに関しては、イベント・ライツ展開の拡大に伴い、当第2四半期連結会計期間から、「アプリ外」の区分名を「リアイベ・電書・映像」に変更した。

当第2四半期連結累計期間における売上は「リアイベ・電書・映像」が増加したが、「日本語女性向け」や「英語女性向け」などが減少したことで、前年同期比で減収となった。

費用に関しては、採用抑制等に伴う労務費の大幅な減少や売上減少による販売手数料の減少、サーバーのクラウド化やオフィス減床による賃借料の減少で、全体として大幅に減少した。

また、ソフトウェア等の減損損失による特別損失4190万円を計上した。

セグメント毎の業績は以下。

日本語女性向け
「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」にコンテンツを分類して展開している。

主力の「アバター型」「読み物型」が減少したことで、売上高は19億6509万円(前年同期比12.0%減)となった。

英語女性向け
英語女性向けには、「Love365」「Lovestruck」などが該当。

主に「Love365」が減少したことで、売上高は7億988万円(前年同期比20.6%減)と減収になった。

男性向け
主に「六本木」が減少したことで、売上高は5億478万円(前年同期比1.8%減)となった。

リアイベ・電書・映像
当セグメントでは、イベントやグッズなどのイベント・ライツ展開、Nintendo Switch向けコンテンツのコンシューマ展開などが該当。

主にイベント・ライツ展開が増加したことで、売上高は6781万円(前年同期比87.1%増)と大幅な増収となった。

関連サイト

株式会社ボルテージ公式サイト
2020年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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