日本玩具協会、2017年度の国内玩具市場規模は8000億円と発表。女児ホビーラインが市場をけん引。

日本玩具協会

新型テレビゲーム機の影響により、TCGが苦戦。女児向けホビーは「リカちゃん」の好調や新製品などがヒットし、市場をけん引。

一般社団法人日本玩具協会は、2017年度玩具市場規模調査結果データを2018年6月5日に公開。2017年度の玩具の国内市場規模は8000億円になり、4年連続で8000億円超の市場規模を維持したとのこと。

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今回公開された資料では、上代価格(希望小売価格)ベースで8000億円を記録、前年度比99.7%とほぼ前年度並みとなり、2014年度に8000億円超の市場規模に達して以来、4年連続で8000億円を越え、市場の好調を持続しているという。

内容としては、新型テレビゲーム機の影響でTCGが苦戦したが、女児向け玩具の好調を受けて、8000億円の市場規模をキープできたと分析。女児向けボビーラインでは、株式会社タカラトミーの「リカちゃん」が3年連続で大きく伸長。ディズニーと株式会社バンダイの共同製作で生まれた新製品「レミン&ソラン」などの抱き人形・お世話人形ライン、株式会社セガトイズの「ぷにジェル」、タカラトミーの「ウーニーズ」などがヒットし、玩具市場をけん引したとのこと。

さらなる詳細は、日本玩具協会公式サイトの資料で確認して欲しい。

関連サイト

一般社団法人日本玩具協会公式サイト
株式会社タカラトミー公式サイト
株式会社バンダイ公式サイト
株式会社セガトイズ公式サイト

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