DeNA、介護事業所支援を目的とした問い合わせチャットボットサービスの運用を開始

DeNA チャット

介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業の一環として開始。時間を気にせずにアクセスして、感染症対策の知識が得られるチャットボットを設置。

株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、公益社団法人日本看護協会と一般社団法人日本介護支援専門員協会が、厚生労働省の補助金を受けて実施する「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」の一環として、介護保険サービス等に従事する人の新型コロナウイルス感染症対策に関する相談・質問に対応するチャットボットサービスを導入し、それぞれの協会公式サイト内で試験的に提供を開始したことを発表した。

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新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、在宅や介護施設で高齢者の生活と療養を支える看護職や介護職、サービスを調整する介護支援専門員が、現場で様々な対応及び対策に追われており、訪問看護、デイサービス、介護施設などの職員に関しても「自施設でとっている感染予防策が正しいかどうか」「感染対策をしながらサービスを継続するためにどうすればいいか」といった疑問や不安があるという。

それらに対して日本看護協会をはじめとする職能団体や関連学会では、メールや電話による相談対応を行なってきたが、平日・日中限定であったり、回答に時間を要したりすることから、多忙な介護事業所からはアクセスしづらい面もあり、現場で感じた疑問などを随時相談できる窓口の設置が課題となっていた。

これらを踏まえて、介護事業所で働く看護職及び介護職への相談支援体制の充実を目指し、日本看護協会と日本介護支援専門員協会は、「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」を実施。

DeNAは、その支援事業の一環として両協会と業務提携を行ない、都合の良い時間に気軽にアクセスして感染症対策の知識が得られるチャットボットサービス「チャットプラス(チャットプラス株式会社製)」を無償で導入した。

すでに2020年9月23日から試験的な提供を開始しており、両協会の公式サイト上で誰でもサービスを利用することが可能になっている。看護職や介護職、介護支援専門員が現場対応のなかで直面する様々な疑問、質問に対して、DeNAは迅速な解決へ繋がるよう両協会と連携し、引き続きアップデートなどでサポートを行なっていくとのこと。

関連サイト

株式会社ディー・エヌ・エー公式サイト

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