エヌジェイHD、ゲーム事業が受注案件を中心に堅調に推移 営業利益5700万円 2021年6月期第1四半期決算

エヌジェイHD

ゲーム事業では受注済み案件を中⼼に、⼈員稼働率を維持。モバイル事業では端末販売を伴わないSIM販売の比率が増加したことで売上減。

株式会社エヌジェイホールディングス(以下、エヌジェイHD)は、2021年6月期第1四半期決算短信(連結)を11月12日(木)に発表した。当第1四半期連結累計期間の売上高は28億6300万円、営業利益は5700万円、経常利益は4800万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2400万円だった。

エヌジェイ 決算

なお、エヌジェイHDは、前期(2020年6月期)において決算期を変更したことで、2019年4月1日から2020年6月30日までの15か月決算となっている。これに伴い、前第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日)と当第1四半期連結累計期間(2020年7月1日から2020年9月30日)の期間が異なることから、前年同期比については記載していない。

エヌジェイ 決算サマリー

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間のゲーム事業に関しては、受注済み案件を中心に概ね堅調に推移した。

エヌジェイ ゲーム

モバイル事業では、改正電気通信事業法の施行以降、販売店部門において購買における端末価格感度が高く、端末販売を伴わないSIM販売の比率が増えたことで、仕入原価の減少にあわせて売上も減少した。

エヌジェイ モバイル

営業利益と経常利益に関しては、ゲーム事業にて受注済み案件を中心に、新規案件の獲得にもつとめ、人員稼働率の維持に取り組んだ。モバイル事業においても、3G停波に伴う買い替え需要の取り込みや、中価格帯端末とSIMの販売を強化するとともに、販管費を抑制することで、利益の確保につとめた。

関連サイト

株式会社エヌジェイホールディングス
2021年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年6⽉期(第30期)第1四半期決算補⾜資料

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