グループで不採算事業の廃止などの構造改革を推進。アメリカのプロレス団体AEWよりプロレスゲームの開発を受託。
株式会社ユークス(以下、ユークス)は、2021年1月期第3四半期決算短信(連結)を12月11日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間は売上高16億7100万円(前年同期比49.6%減)、営業損失1億6600万円(前年同期は営業損失3億1500万円)、経常損失3億100万円(前年同期は経常損失1億7900万円)、親会社株主に帰属する当期純損失3億9000万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1億2300万円)だった。
経営成績に関する説明
当第3四半期期間は、自社コンテンツの「AR performers」で、7月に配信したレギュラーラジオのサブスクリプション配信が好調により継続しており、8月にイベントをオンラインで開催した。
受託ソフトについては、アクションゲーム『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』を12月24日に発売予定。
新規案件については、アメリカのプロレス団体「All Elite Wrestling」を題材にしたプロレスゲームの開発を受託した。
グループ全体においては、企業価値向上と収益力強化、体質改善を目的に、不採算事業の廃止や海外拠点の見直し、経費削減、稼働率の向上などを行なっている。第2四半期連結累計期間までは新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の業績予想を下回っていたが、当第3四半期累計期間は構造改革の効果もあり、業績が回復してきている。