Report Ocean、2026年末までに世界のオンラインゲーム市場が約9兆円に達するという調査結果を公開

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北米のオンラインゲーム市場が世界のオンラインゲーム市場に成長に貢献。今後は中国などアジア太平洋地域が市場成長を後押しすると予想。

市場調査レポートプロバイダーのReport Oceanは、世界のオンラインゲーム市場の規模が、2026年末までに869億ドル(約9兆1592億円)に達するとする調査結果を公開した。

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世界のオンラインゲーム市場は、モバイルやデジタルコンソール、PCのデバイスタイプ別、カジュアルやMMO、ソーシャルゲームといったゲームタイプ、各年齢層に基づいてセグメント化されており、Report Oceanでは市場を詳細に調査するために、さらに様々なセグメントに分類して調査をおこなったそうだ。

地理的セグメントは、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)、ヨーロッパ(イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、トルコ、その他のヨーロッパ)、アジア太平洋(中国、インド、オーストラリア、ニュージーランド、ASEANとその他のアジア太平洋地域)、LAMEA(ラテンアメリカ、中東、アフリカ)にわけて分析。

その結果、北米のオンラインゲーム市場は、市場収益の面で世界市場を支配していることがわかり、その主な要因は、アメリカのインターネット普及率の高さ(2016年に北米の総人口の約88% ※国際電気通信連合調べ)と、オンラインゲームの採用が増加していることにあるとのこと。

今後は、世界のインターネットユーザーの約半分(2017年3月で約18.9億人 ※国際電気通信連合調べ)を占めているといわれる、アジア太平洋地域が急成長して浮上すると予想されており、約6億7000万人というアジア太平洋地域で最大のインターネットユーザーベースを持つ中国を筆頭にして、オンラインゲーム市場の成長に貢献するとみられている。

Report Oceanの公式サイトでは、より詳細なレポート結果を公開している。

(1ドル=105.4円で計算)

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