ACCESSの車載インフォテインメントプラットフォームでゲームプレイが可能に。
株式会社ACCESSの関連会社であるACCESS Europe GmbH(以下、ACCESS Europe)は、クラウドゲーミングプラットフォーム「AirConsole」を運営するN-Dream AG(以下、N-Dream)と協業し、「AirConsole」を自動車向けに提供することを発表した。
この協業により、ACCESSの車載インフォテインメントプラットフォーム「ACCESS Twine for Car(以下、Twine4Car)」で、マルチプレイヤーゲームが遊べるようになるそうだ。
N-Dreamは2015年の創業以来、190を超える国で900万人以上のプレイヤーを獲得し、シャオミ(Xiaomi)やアタリ(Atari)との協業により、世界的な人気ブランドのゲームを「AirConsole」を通じて遊べるようにしてきた。
「AirConsole」は、レーシング系、ラン&ジャンプ系、ストラテジー系、FPS系、アドベンチャー系など多彩なテーマの優れたライブラリーがあり、今回の協業で、これらのライブラリーを全世界の自動車に向けて提供開始するとのこと。
ACCESS Europe グローバル製品ディレクター Sven Eckoldt氏のコメント
「デジタルライフを車内へ持ち込み、あらゆるサービスをどこにいても利用するということが、従来にも増して求められています。現在、車は移動手段から移動時間を楽しむ空間へとシフトが起きており、自動車メーカー(OEM)のユーザーエクスペリエンスとして提供される、常時接続型のゲームをはじめとする新サービスは、こうしたシフトを実現する優れた方法となっています。N-Dreamという完璧なパートナーと出会い、車載およびリアシートエンターテインメント(RSE)向けに最適な、革新的なスマートコントローラーという同社コンセプトを活用し、エキサイティングで楽しいクラウドゲームを車内で提供できることを嬉しく思います。」
ACCESS Europe 最高経営責任者(CEO) Dr. Neale Fosterのコメント
「コネクテッドカーにおけるコンテンツの重要性は高まっており、自動車メーカーは、将来的な自動車ブランド評価において、車内エンターテインメント体験が重要な役割を担うことを認識しています。ACCESS Europeは『Twine4Car』を通じて、自動車メーカーが自社ブランドや戦略に沿った、消費者に支持される、高度に差別化されたサービスの提供というビジョンを実現できるように支援していきます。」
N-Dream COO 兼 戦略的パートナーシップ開発担当 Anthony Cliquot氏のコメント
「2020年には世界で26億9000万人がビデオゲームを楽しんでいました。2023年まで前年比5.6%で増加するものと予測されていますが、こうしたゲーム人気の高まりは、自動車が自宅の延長になっていることを意味します。ACCESSとN-Dreamは、車内でのライフスタイルの在り方を再定義し、自動車ユーザーに新しいゲーミング体験を提供することにより、こうした新たなライフスタイルへのシフトを主導します。当社独自のクラウドゲーミングソリューションを統合することで、ACCESSの『Twine4Car』プラットフォームにおいてヘッドユニットやRSEに新たな要素が加わりました。」
関連サイト
株式会社ACCESS公式サイト
ACCESS Europe GmbH公式サイト(海外サイト:英語)
N-Dream AG公式サイト(海外サイト:英語)