多様化するVR市場への対応として、法人の商用利用を許諾。配信サイトでの収益化や「バーチャルキャスト」内でのストア展開も可能。
株式会社バーチャルキャストは、今後さらに多様化するVR市場に対応することを目的に、VRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」の「コンシューマーエディション(無料版)」の利用規約の一部を改定し、法人の商用利用を可能にしたことを発表した。
「バーチャルキャスト」では、コンシューマーとビジネス、エンタープライスの3つの異なるパッケージプランを提供しており、無料版の「コンシューマーエディション」は、誰でも無料でSteamやVIVE PORT、Oculus Storeからダウンロードして利用可能だ。
従来の規約では、無料版に関しては商用利用は個人に限られ、法人は有料パッケージの「エンタープライズエディション」や「ビジネスエディション」を利用する必要があったが、今回の規約改定により「コンシューマーエディション」でも個人、法人問わず、誰でも無料で商用利用が可能になったそうだ。
これによって、事務所とタレント契約をしているバーチャルYouTuberが、配信サイトでの収益化に利用できるようになったり、VR空間上での宣伝活動や物販を検討している法人に関しても、「バーチャルキャスト」内で自社のルームをストアや展示スペースとして使えるなど、様々なニーズにあわせて活用が可能だ。
VR配信サービス「バーチャルキャスト」 法人でも無料で商用利用が可能に
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