ゲーム会社さくらソフト、破産手続開始を官報に掲載

SI事業とソーシャルゲーム事業を柱に活動していた企業。『真・恋姫夢想~乙女乱舞~』などはサービス終了を発表。

株式会社さくらソフト(以下、さくらソフト)は、4月16日付の官報に破産手続きを開始したことを掲載した。

さくらソフト 破産

さくらソフトは、学生エンジニアが千葉県の新検見川にて創業した企業で、SI事業からスタートし、携帯向けの通信販売サイトのシステムの開発を行ない、2010年よりソーシャルゲーム事業に参入。ソーシャルゲーム事業では、自社オリジナルタイトルで複数のヒットを出したのち、美浜区に本社を移転し、その後、SI事業とソーシャルゲーム事業のふたつを柱に活動していたそうだ。

これまで『アルスラーン戦記 戦士の資格』『モンスター★モンスター』などの開発や、『真・恋姫夢想~乙女乱舞~』『神装!!ヴァルキリーカード/神装の戦乙女』『帝国戦記』などの運営に関わり、2021年3月にはカジュアルゲームアプリ『BackAttack』を配信していた。

同社が運営している各ゲームの公式サイトによると、『真・恋姫夢想~乙女乱舞~』は2021年6月21日に、『神装!!ヴァルキリーカード/神装の戦乙女』は2021年6月16日にサービスを終了することを告知しているが、『帝国戦記』に関しては、サービスを継続する見込みとのこと。

関連サイト

株式会社さくらソフト公式サイト