池袋の地域性をとりこんで様々なサービスを提供してきた老舗ゲームセンター。
東京都豊島区にあるゲームセンター「セガ池袋GIGO」は、施設の賃貸借契約の満了およびビルのリニューアルに伴って、2021年9月20日(月・祝)の営業をもって、閉館することを公式Twitterで発表した。
セガ池袋GIGOは、1993年の7月21日に「池袋GIGO」としてオープンしたゲームセンターで、当初は地下1階から7階までのゲームフロアに、ビデオゲーム、クレーンゲーム、メダルゲーム、体感ゲーム、プリントシール機、カラオケ等の各コーナーを展開していた。その後、2013年7月21日にリニューアルを行ない、現在の店名「セガ池袋GITO」に変更したという。
リニューアル後は、池袋のアミューズメント市場の特徴のひとつである、アニメ・キャラクター商品への嗜好が強い女性客層に対するサービスを強化するため、プリントシール機コーナーとクレーンゲームコーナーにそれぞれコスプレフロア、乙女系・萌え系景品専門フロアを追加。一番くじコーナーである「バンプレストコラボストア」も運営を開始するなどして地域性を大きく反映させていた。
また、「セガコラボカフェ 池袋GiGO」(2017年4月)や、「セガのたい焼き 池袋店」(2018年3月)などの展開によって、ゲーム以外のサービスも幅広く提供していた。
【閉館のお知らせ】
セガ池袋GiGOは、施設の定期建物賃貸借契約の満了及びビルのリニューアルに伴い、2021年9月20日(月・祝)の営業をもって閉館いたします。
最後までお客さまに楽しんで頂けるよう従業員一同努めて参りますので、引き続きのご愛顧のほど宜しくお願い致します。#セガ池袋 pic.twitter.com/EWtaFgergi— セガ池袋GiGO (@SEGA_ikebukuro) August 2, 2021