前年度にリリースした『ごとぱず』の好調に加え、リリースから11年目を迎えた『ぼくのレストラン2』などが好調に推移。
株式会社enish(以下、enish)は、2021年12月期第2四半期決算短信(非連結)を7月30日に発表した。当第2四半期累計期間の業績は、売上高は22億6800万円(前年同四半期比15.3%の増加)、営業利益は1億7900万円(前年同四半期は5億5900万円の営業損失)、経常利益は1億6100万円(前年同四半期は579百万円の経常損失)、四半期純利益は1億5000万円(前年同四半期は907百万円の四半期純損失)となった。
経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間のenishでは、前事業年度にリリースした「五等分の花嫁」初のゲームアプリ『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。(ごとぱず)』が好調に推移し、業績に大きく貢献した。
出演人気声優を起用した公式放送を行ない、番組とゲームで連動した企画の実施や、書き下ろしイラストの充実など好評であったことから、引き続き、魅力的な施策の実施を行ない収益寄与につなげていく。
リリース後11年目を迎えた『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』は、11周年施策やコラボレーション施策等が好調に推移し、引き続き売上収益に貢献しております。よりきめ細やかな対応をはかり、ユーザーの皆様の満足度向上につとめている。
足元の状況としては、コミック累計800万部を突破し、アニメ2期制作も決定した「彼女、お借りします」初となるゲームアプリ『彼女、お借りします ヒロインオールスターズ』の制作を決定した。本ゲームは「彼女、お借りします」のキャラクターのみならず、人気ラブコメのヒロイン達が多数登場するラブコメパズルであり、2021年9月の配信予定に向け、現在鋭意制作している。
当事業年度においては、既存タイトルの安定運営を目的にオフショア(中国/ベトナム)を強化し、新規IPタイトル開発に国内人材を投入していく。有力案件を確保し、年1~2本ペースでの新規タイトルリリースを行なうことで利益を積み上げ、企業価値向上をはかっていく。
関連リンク
株式会社enish
2021年12月期第2四半期決算短信[日本基準](非連結)
2021年12月期 第2四半期決算説明資料