無料のクラウドコンピューティングリソースをはじめ、スタートアップ企業に様々な支援を提供するプログラム。
中国の大手企業アリババグループのアリババクラウドは、日本のスタートアップ企業の支援を目的とした「AGT(Accelerate Growth Together)プログラム」を発表した。
このプログラムは先日開催された「Asia Tech Startup Day(アジアテックスタートアップデイ)」 で発表されたもので、無料のクラウドコンピューティングリソース、技術支援、ベンチャーキャピタル・ネットワークなど、アリババグループの有するリソースへのアクセス、ビジネスコンサルテーション、共同マーケティングの機会といった包括的な支援を提供するものだという。
これはアジア太平洋地域におけるデジタル人材の育成を支援するアリババクラウドのプログラム「Project Asia Forward」の一環として提供され、クラウドコンピューティングリソースの提供を通じて、今後3年間で5000社以上の日本のスタートアップ企業の支援を目指していくそうだ。
アリババクラウドは今年6月、Project Asia Forwardを通じて10億米ドルとその他リソースを投資し、今後3年間でアジア太平洋地域の10万人の開発者と10万社のテクノロジー・スタートアップ企業の成長を促進するとのこと。