リリース11年目を迎えた『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』も安定した収益で業績に寄与。
株式会社enish(以下、enish)は、2021年12月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を10月29日に発表した。当第3四半期累計期間の業績は、売上高は31億6200万円(前年同四半期比11.9%増)、営業利益は8900万円(前年同期は営業損失7億2400万円)、経常利益は6100万円(前年同期は営業損失7億6200万円)、四半期純利益は5000万円(前年同期は四半期純損失11億円)となった。
経営成績の説明
当第3四半期累計期間のenishでは、リリース1周年を迎え、累計700万ダウンロードを突破しましたアニメ「五等分の花嫁」初のゲームアプリ『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。(ごとぱず)』が、業績に大きく貢献した。1周年施策や出演人気声優を起用した公式放送を行ない、番組とゲームで連動した企画の実施や、書き下ろしイラストの充実など、引き続き魅力的な施策の実施を行ない収益寄与につなげていく。
リリース後11年目を迎えた『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』は、11周年施策やコラボレーション施策等が好調に推移し、引き続きenishの売上収益に貢献している。引き続き、よりきめ細やかな対応をはかり、ユーザーの皆様の満足度向上につとめていく。
2021年9月2日にはコミック累計800万部を突破し、アニメ2期制作も決定した「彼女、お借りします」初となるゲームアプリ『彼女、お借りします ヒロインオールスターズ』をリリースした。リリース5日目に100万ダウンロードを突破しており、今後の収益付与が期待される。
足元の状況としては、世界累計発行部数1億部を突破し、2022年1月にTVアニメの放送を予定している大人気作品「進撃の巨人」のスマートフォンゲーム最新作『進撃の巨人 Brave Order』の制作を決定しており、鋭意開発を進めている。
なお、当第3四半期累計期間において、これらの新規タイトルの開発コストが計上されている。
当事業年度においては、既存タイトルの安定運営を目的にオフショア(中国/ベトナム)を強化し、新規IPタイトル開発に国内人材の投入を進め、有力案件を確保し、年1~2本ペースでの新規タイトルリリースを行なうことで利益を積み上げ、企業価値向上をはかっていく。