ミクシィ、『モンスト』のMAU低下などで収益減 営業利益73億円 2022年3月期第2四半期決算短信

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主力ゲームアプリ『モンスト』は減収もグローバルでのユーザー数は増加。『コトダマン』の売上は順調に拡大。

株式会社ミクシィは、11月5日に2022年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。当第2四半期連結累計期間の売上高は515億8700万円(前年同四半期比12.2%減)、EBITDAは93億6000万円(同42.0%減)、営業利益は73億8200万円(同47.5%減)、経常利益は75億400万円(同46.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は61億6700万円(同33.9%減)となった。

ミクシィ2022年3月第2四半期決算

経営成績の説明

セグメントごとの業績は次のとおり。また、事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値(EBITDA)としている。

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デジタルエンターテインメント事業
デジタルエンターテインメント事業は、スマートデバイス向けゲーム『モンスターストライク(以下、モンスト)』を主力として収益を上げている。

『モンスト』は、前年同期と比較してMAUの低下等により売上高及びセグメント利益は減少しているが、ゲーム利用者数は全世界で5600万人を突破するなど拡大を続けている。また、スマートデバイス向けゲーム『コトダマン』の売上も順調に拡大している。

新規アプリゲームの開発も進めており、収益の安定化及び収益性の向上に取り組んでいる。

この結果、当事業の売上高は406億9900万円(前年同四半期比20.9%減)、セグメント利益は178億8000万円(同28.0%減)となった。

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スポーツ事業
スポーツ事業では、プロスポーツチーム経営、公営競技関連事業への投資を行なっている。プロスポーツチーム経営においては、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」が2020-21シーズンにクラブ初となるBリーグ優勝を果たしている。「100年続くクラブチーム」を目標に掲げ、新たなステージを目指していく。

公営競技関連事業においては、株式会社チャリ・ロトで、2021年4月より初のCM放映を実施するなど、積極的なマーケティング施策が奏功し、順調にユーザー数を伸ばしている。またスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」では、還元施策を実施したことでGMVは拡大したが、想定以上の費用が発生したことで当初の計画を下回る結果となった。

この結果、当事業の売上高は80億円(前年同四半期比48.8%増)、セグメント損失は21億6600万円(前年同四半期はセグメント損失24億5200万円)となった。

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ライフスタイル事業
ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営している。

「家族アルバム みてね」はマネタイズの強化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスの定着が進んだことで、前年同四半期の受注実績を大きく上回り、売上高は前年同四半期と比較して増加している。

また、「minimo」においては、前年同四半期は新型コロナウイルスの影響を受け、低調に推移していたが、復調し売上を大きく伸ばしている。

この結果、当事業の売上高は28億8800万円(前年同四半期比49.1%増)、セグメント利益は4800万円(前年同四半期はセグメント損失4億1100万円)となった。

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関連リンク

株式会社ミクシィ
2022年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)
2022年3月期第2四半期決算説明資料

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