◆Ver.1.71.1にアップデートされる
andoroid版、iOS版ともにVer.1.71.1にアップデートされました。
変更点はiOS版によると、「Mission Starting locations shown on the Scanner Map.(ミッション開始場所がスキャナー上で示されるようになりました)」、「Long-press the Portal Recharge button for faster recharging.(リチャージボタン長押しで早くリチャージできるようになりました)」とありますが、いまのところ動作が確認できておりません。確認できたらまたこのコーナーでお知らせします。
android版では控えめな表現(「Missions on Scanner」)とだけなので、まだサーバ側で実装されておらず、数日中に動き出す機能なのかもしれません。
◆新メダル Illuminatorが実装されました
2月27日、新メダル「Illuminator(イルミネーター)」が追加されました。Control Filed(以下CF)で囲ったときに加算される、Mind Unit(以下MU)の累計に応じて獲得できます。
このメダルは描かれている三角形からわかるように、実績の「Mind Units Captured」に対応しています。CFで囲った範囲にいる人口数(独自の算出方法なので参考程度)が多ければ多いほどたくさんのMUが手に入り、この実績が増えるということです。実績の性質から、『Ingress』初期からあっても不思議ではないメダルでしたが、このタイミングでの実装となりました。都心部だと人口は多いけれども大きなCFは作りにくい、地方だと大きなCFは作りやすいけど人口が少ないという形で、どちらかというと大きなCFを作りやすい地方の方が有利かも? といえるメダルではないでしょうか。
筆者個人としてはスクリーンショットにあるようにPlatinumをゲットしました。一時期REGIONAL SCOREでトップを狙って突っ走っていた時期があり、おそらく普通の方よりは多めのMind Units Captureを獲得しているかと思います。
▲REGIONAL SCORE TOP AGENTでエリア全体2位、RESISTANCE1位を取った時の結果。この時は約2週間で約65万MUでした。このランキングで表記されているAgentLevelはランキング集計時のレベルではなく、今現在、閲覧時のレベルとなっています。
◆XM Anomaly #Shoninがいよいよ開幕!
いよいよ公式イベント#Shoninが始まりました。
基本的にルールは前回東京で開催された#Darsanaと同様ですが一部変わっています。
#Shonin XM Anomaly Primary: Kyoto公式サイト
https://plus.google.com/u/0/events/cnib4ojejjvc10sfk2ok8m60glk
ルール解説(英文)
https://plus.google.com/u/0/+HRichardLoeb/posts/WMnR1YG9LZD
Shonin Resistance Kyotoと有志がルールを
https://plus.google.com/u/0/110806571779337790592/posts/ikwjnnaiNRQ
★初戦の結果はEnlightened優勢!
去る2月21日、世界8都市で#Shonin最初のXM Anomalyが行なわれました。
Shonin 1 Final Results:
Enlightened: 2059
Resistance: 2062
https://plus.google.com/u/0/+Ingress/posts/3xT6WhuRbR4
Shonin 2 Final Results:
Enlightened: 2926
Resistance: 2230
https://plus.google.com/103320655754019011706/posts/MVZbVTPYLKc
現在のところ、合計ポイントでEnlightened:4985 Resistance:4292とEnlightenedが優勢です。
前回の#Darsanaほど点差が開いていないので、次の開催である京都は#Shoninにおいて、重要な位置を占めそうです。
ただ、京都は圧倒的にEnlightenedが優位な土地柄であること、またEnlightenedが得意な「巨大CF構築」を京都では過去に何度も成功させていることもあって、下馬評はEnlightened優位となっています。どちらの陣営も準備活動の追い込み時期にきていますので、どうなるか見ものですね。私も当日は現地参加の予定です。
#Shonin開催時の京都は桜の開花予想と時期が合います(京都の桜開花予想は3/28、イベント当日です!)。咲き始めた桜の下での攻防戦も日本的で楽しそうです。ただちょうど観光時期であるため、京都市内のホテルはすでにほぼ満室となってしまっているようです。これから予約をされる方は大津方面か、大阪市内のホテルを探すことになりそうですが、JTBが前日入りの宿泊プランを発表しています。
『Ingress』京都アクセスツアー
http://www.jtb.co.jp/tabeat/List.asp?TourNo=25223d642d0649c585e0a598
陣営が分かれているのは配慮されてていいですね。特典がなんなのかがちょっと気になります。
◆公式イベント#ShoninはXM AnomalyだけじゃなくArtifactも行なわれる?
公式イベント#Shoninの中で、XM AnomalyだけではなくArtifactも実施される可能性があるようです。
『Ingress』のプログラムを解析した中に、「artifact_shonin***」というファイルが存在しているようだと一部で話題になっています。
この「Artifact」とは、特定のポータルで発生した「Artifact」と呼ばれる物体を、目的地とされるポータルまでリンクをつないで運んでいくイベントです。
通称「大玉ころがし」と呼ばれ、「Artifact」を世界中に移動させていくことになるので、世界各国のエージェント間の連携がとても重要になるイベントとなります。
前回2014年夏に行なわれた#Heliosで実際に私も参加しました。
XM Anomalyよりも拘束時間が長く、また随時世界中でエージェントが動く必要があるため、心身ともに大変なイベントでして、『Ingress』廃人の方々でも正直ツライと感じると評判のイベントなのですが(でも仕方がないからArtifactが日本に来るなら参加する)、公式発表はまだありません。こちらの情報も随時追っていきたいと思います。
◆エージェントレベル9以上を目指す~その2~
前回に引き続いて、エージェントレベル9以上を目指すために、各実績メダルの内容とおおよその難易度と攻略について説明していきます。
なお、実績メダルの難易度については、都心部を基準として解説しています。ポータルの絶対数が少ない地域では全然違う話となってしまいますのでご容赦ください。今後フォローさせていただきます。
今回は「Trekker」に次いで難易度が低い、また『Ingress』の基本動作であるHackにまつわる実績メダルについて解説します。
★まずはHackしないと始まらない「Hacker」
まずは「Hacker」です。『Ingress』でアイテムを手に入れるために行なう、基本中の基本操作であるポータルへのHack回数が対象です。
「Hacker」については、Hackしようとしたポータルがどちらの陣営であっても(中立でも)構いません。単純にHackを行なった回数になります。
「Hacker」のメダルを獲得するには、シルバーで10,000、ゴールドで30,000となっています。ゴールドを目指すとなると、1日100Hackでも300日かかることになります。これは結構大変なので、レベル9~10を目指す前提では、シルバーの10,000を目標にしましょう。レベル9の時点で10,000でなくても、いずれ必要になるのでそのぐらいの意気込みで、という意味ですね。
では、どうやったらHackの回数を増やせるのか。当然ながら、単純にポータルがたくさんあるところへ行って、Hackを繰り返すことです。
通常1回Hackすると、次のHackができるようになるまで300秒(5分)のインターバルが発生します。そのインターバル時間はほかのポータルをまわり、待機時間を無駄なく使うことを心がけましょう。道沿いに歩いてぐるぐる回れるような場所を狙いましょう。山手線沿線なら恵比寿ガーデンプレイスがおすすめです。
▲道路と線路沿いにぐるぐる周回が可能な恵比寿ガーデンプレイス。#Darsanaのクラスターにも選ばれていました。
★立ち止まってじっくり型には『Translator』狙い
一方で、グリフハックポイントを稼ぐ「Translator」メダルは、ポータルごとに立ち止る必要があるため、つぎつぎとハック数を稼ぐ「Hacker」メダルとは相性がよくありません。
グリフハックのやり方については初心者編で解説していますのでそちらをご覧いただくとして、問題にパーフェクトで回答すると、出題数に応じてGlyph Hack Pointsが加算されていきます。
1問→1ポイント
2問パーフェクト→2ポイント
3問パーフェクト→4ポイント
4問パーフェクト→8ポイント
5問パーフェクト→15ポイント
これを累積していって、まずはシルバーの2,000ポイントから、ゴールドの6,000ポイントを目指しましょう。慣れてくるほどポイント加算数が増えますので、日々の行動エリアにポータルの絶対数が少ないという方にはこちらがオススメです。
★「Explorer」は一石二鳥な実績
続いてもう一つのHack系のメダルは「Explorer」です。
「Explorer」と「Hacker」の違いは、初めて訪れたか否か、です。HackしたPortalが初めて訪れたポータルなら実績は「Hacks」、「Unique Portals Visited(以下「UPV」)」、ともに1カウントされますが、すでに行ったポータルをHackしてもUPVは最初の1回しかカウントされません。
「Explorer」の実績メダルはゴールドを目指しましょう。必要な実績は2,000です。1日20か所新しい場所へ行けば、3か月ちょっとで達成できる数字です。
実際のところ、「Hacker」の実績メダルのシルバーは、Hacksが10,000必要ですが、仮に、全部初めて訪れるポータルでHackしたとすれば、UPVも同時に獲得できるので「Explorer」の実績メダルはシルバーではなく10,000のプラチナまで到達することになります。「Explorer」を気にしてポータルを回っていれば「Hacker」の実績も取れるので、一石二鳥で実績を積み上げていくことになります。
とはいえ、1万か所のポータルに行く、というのは実際問題としては大変ですので、まあ、大きな目標として掲げる程度に、どうせ行くなら新しいところに行く、という考え方でいきましょうということです。
★効率よくHackをする数を増やすには
Hack系の実績を効率よく目指すには、より多くのポータルがあるところへ出かけて、そのエリアをぐるぐる回ることです。おすすめは大きな公園です。山手線エリアであれば、上野公園、日比谷公園、新宿中央公園。大阪なら万博記念公園など。大きな公園では、50以上のポータルを有するところもあるくらいです。前回紹介したIntel Mapを使って、近場の密集地を探してみましょう。
▲不忍池など、『Ingress』稼働初期からたくさんのポータルがあった上野公園。密度もいまだにどんどん上がっています。中心の不忍池にあるお堂では、プレイヤーが集まってアイテムを効率よく獲得するフラッシュファーム(FF)もよく開催されているようです。
▲#Darsanaの開会式が行われた日比谷音楽堂を含め、大量のポータルがある日比谷公園。
▲大阪万博跡地の記念公園。大阪中心街からは少し距離がありますが、70以上のポータルが存在します。
このような公園を一筆書きでぐるぐると回るようにするだけで、あっという間にHackは稼げます。それをBurnoutとなる4回も繰り返せば、かなりの数を稼ぐことができます。また、上野公園であれば隣接する上野動物園内も50近いポータルがあり、動物園の外からでもHackできるポータルがあります。日比谷公園なら新橋駅周辺。新宿中央公園なら西新宿周辺と、隣接するエリアにも大量のポータルがありますので、回っても回っても終わることなく続けることができるでしょう。
また、神社、仏閣もポータル密集地の定番スポットです。山手線内なら靖国神社、明治神宮、浅草寺。大阪なら住吉大社、四天王寺などなど、ものすごい数のポータルが集中して存在します。歴史の町である京都、奈良で言うと、著名な神社、仏閣であればどこに行っても大量のPortalがあります。
休日のたびに、こうした公園や神社仏閣、観光地などを順番に回るようにします。公園などの散策ついでにルートを決めていけば、自然とHackの回数は増えていきますし、毎回出撃エリアを変えることで継続してプレイできると思います。
▲『Ingress』ベータテスト時代からポータルがたくさんあったことで有名な靖国神社。最寄駅の九段下から北上して飯田橋へ抜けるルートも多くのポータルがあり、おすすめです。
▲聖徳太子ゆかりの四天王寺。この密集具合は素晴らしい。
◆実績の状況とメダル獲得予測日が確認できる『Ingress Medal Calculator』を使ってみよう
各実績の進捗管理は、細かくやればやるほどメモが増えてなかなか大変です。残念ながらAndroid版のみですが、それを一発で実績の計算、獲得予測をしてくれるアプリがあります。
Ingress Medal Calculator
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.emsy.ocrmedals
iOSユーザーも使えるものというと、こちらのアプリがあります。
Agent Stats
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=org.agentstats
iOS版 https://itunes.apple.com/jp/app/agent-stats/id944221057
どちらも、「Agent Profile」画面から共有機能を使って画面キャプチャした結果を、OCR処理で数字を読み取って判断しています。手入力する必要がなく目標管理に便利です。
▲『Ingress Medal Calculator』の場合、Agent画面から右上の「く」のような共有ボタンをタップ
▲現在の実績から計算して、目標のメダルまでどのくらい進んでいるのかを、値と割合で表示してくれます。
▲メダルに対する全体の進捗。色が付いているところまでメダルを獲得しています。これでどこが遅れているかがすぐに判ります。
これらのツールは『Ingress』のスクリーンショットを取るだけで、サーバーに負荷をかけることもないので、ほぼ問題ないと思われますが、もともと『Ingress』のルールでは、こうした非公式ツールの使用に関して、程度の差は関係なく、BAN(アカウント追放)の可能性がゼロとはいえません。また、TAPPLI編集部も使用を推奨するものではありません。導入の際は、自己責任で導入を検討してください。
次回は「Recharger」と「SpecOps」について説明します。