◆3月中旬の『Ingress』ニュース
★3月28日、#Shoninのスタート&ゴールが発表される
Google+の公式ページにおいて、いよいよ3月28日に京都で開催されるXM Anomaly(イベント)のスタート地点とゴール地点が発表になりました。昨年末に東京で開催された#Darsanaと同じく、このスタート~ゴールの間に4回の計測地点があります。細かいルールなどは前回のVATさんの記事を参考にしてください。
▲スタート地点は「円山公園音楽堂」。京都駅から歩くと3.6kmとあります。最寄り駅は祇園四条駅か、河原町あたり。乗り換えが発生しますので、バスが便利そうです。まあ歩いて行きますよね……!
▲ゴールは「国立京都国際会館」。スタート地点から約10kmなので、#Darsanaと同じような距離感です。アフターパーティ会場も兼ねています。電車で京都駅に戻るには30分ほどかかるようですので、打ち上げに参加される方は帰りの新幹線を気にしておかないといけなさそうですね。
▲Measurement(途中計測)の4か所も発表になりました。市役所、二条城前のあとは、京都御苑のほうに北上するルートのようです。
どんなドラマが繰り広げられるのか、楽しみです。編集部からは前回と同じく編集部員kと上級編のVAT氏が参加します。レポートをお楽しみに!
★バージョンが1.73にアップデート
3月25日、iOS版が1.73.0、android版が1.73.1にアップデートされました。主な変更点は待望の「日本語対応」……なんですが、これまでずーっと遊んできたエージェントたちをとてつもない違和感が襲っているようです(おそらくフォントのせい)。慣れちゃえば気にならないものでしょうし、慣れなければ[OPS]→[設定]→[言語]から[Engilish]を選べば元に戻ります。英語がどうしてもダメ、という方には朗報かと!
▲アイテムの説明も日本語になってます。
▲オプションも全部日本語!
▲ポータルビューのボタンまで日本語! ただしMODはMODのまんま。
◆多重CFにチャレンジ!
これまで『Ingress』で経験値を稼ぐコツを紹介してきましたが、今回の「多重Control Field」が、現在の仕様ではいよいよ最後の経験値稼ぎテクニックとなります。『Ingress』で経験値を稼ぐ方法をおさらいしておきましょう。
通常プレイでは上記が代表的な経験値です。CF作成がやはりずば抜けて高得点となっています。
最高得点である=手間でないならほかの作業より優先すべき、ということで、今回は少ない頂点で最大数のCFを生み出すことが出来る「多重CF」にチャレンジします。
★リンク、CFの作成条件
では、リンクとCFの条件をおさらいしましょう。
まずリンクを張れる条件です。リンク元、リンク先、という単語が出てきますが、リンク元とは、自分がいる干渉範囲内にあるポータルです。リンク先はそこではない、遠くにあるポータルのことです。
・これから作るリンクがほかのリンクを跨がない
・リンク元、リンク先のどちらも自軍のレゾネーターが8本挿さっている
・リンク先のポータルキーがある
・リンク元のポータルはCFに沈んでいない
・2点間の距離がリンク可能距離(Range)の範囲内
・リンク元からリンク先へのリンクが8本以内である
と、なっています。一方、CFの条件は
・自軍ポータルが3つ(A、B、Cとする)必要
・A、B、Cはそれぞれ敵軍のCFに含まれていないこと。
と、シンプルに見えますが、結局最後の一辺のリンクを完成させることがCF形成であるため、先述のリンク条件がすべて絡んできます。
考えて作るとややこしくてとてもやる気になれません!
★超基本的な多重CFの作り方
多重CFとはその名のとおり、重複したCFを作成できるというテクニックです。これを使うと、少ない頂点で通常より多くCFを構築できるほか、多重になっているエリアのMUも多く回収できるというメリットがあります。
デメリットは、色が濃いのとリンクが集中するので敵から狙われやすいこと、同じ地点のポータルキーが複数個必要なので、それを回収するのにある程度時間が必要、ということです。
単純にAPを稼ぎたいならば、ポータル密集地で欠けているリンクを作っていくほうが早いでしょう。
しかし、少ない頂点で多くのAP、MUを稼ぐにはもってこいのテクニックですので、ひとまずはやり方を覚えておいて、「行けそうだな~」という地形を見つけたら、チャレンジしてみるところから始めましょう。そのうち、スキあらば作りたくなってくるに違いありませんし、それがレベル7以上になったときの膨大な経験値稼ぎのテクニックへとつながります。
まずは三角形が作れる場所を探します。頂点をそれぞれA、B、Cとします。
ABCのポータルキーをそれぞれ集めます。そして、多重にしたい三角形の底辺を決めます。どこでもいいですが、今回の例では、判りやすくするために底辺をA-Bと定めて、A、Bのポータルキーは2つ準備します。
すでにポータルキーを持っているポータルをHackしても、2個目のキーはもらえません。一度キーをドロップするか、カプセルに格納しておいて、持ってない状態を作り出してからHackしましょう。
三角形ABCを作ります。キーをムダにしないためには、A→B、B→C、C→Aとリンクを張ると、A、B、Cのキーが1本ずつで済みます。
今度は、ABCの外に、Dというポータルを探します。敵陣なら破壊して作ってもいいでしょう。三角形ABCとDの間に余計なリンクがあってはいけません。Dもリンクするので、8本、フルデプロイである必要があります。
今度は三角形ABDを作ります。A、B、Dの三角形を作るにはやはりポータルキーが必要ですが、A、B、Cを作るとき、先に底辺A、Bのキーを回収しておくと、Dに立ってD→A、D→Bと張れるのでラクです。これで多重CFが一応完成です。三角形ABCの色が濃くなっていると思います。
ここで、リンクの条件を思い出しましょう。「リンク元のポータルはCFに沈んでいない」というルールがありました。これは、裏を返せばリンク先のポータルはCFに沈んでいてもOK、ということですので、いま作った多重CFにおいて、D→Cに対してリンクが張れてしまいます。これで、三角形ABDが3分割され、三角形ABC、BCD、ACD、ABDと4つのCFが完成します。通常ですとABDのぶんが加算されませんので、ひとつぶんはAPがお得です。
★多重CFを成長させる
先ほどの多重CFは、ABCから見てDを定めたときの要領で、成長させていくことができます。
もちろん多段にするぶん、三角形を成長させるだけのポータルキーが必要ですので、準備にそれなりの時間はかかりますが、Dを定めた要領で、各頂点の延長線上にEを探し、底辺のキー(この場合、BDを底辺としました)を持ってEでCFを完成させ、E→Aとリンクを張る……という繰り返しです。
これを繰り返すと、そのうちほかのリンクにぶつかったり、延長線上にポータルが見つからなくなったりしますが、これが「タケノコ型」と呼ばれる多重CFの作り方となります。