【Ingress情報局・TAPPLI支部】今日から始めるIngress入門・12:応用編! 3人で一緒にCF&MU稼ぎにチャレンジ!!

◆4月下旬の『Ingress』ニュース

★玉ころがし「Artifact」始まる

 XM Anomalyにあわせて開催されることが多いイベント、Artifactが今回も#Persepolisにあわせて、5月8日に開始されました。今回のイベント名は「#LIGHTMANSHARDS」です。
 Artifactとは、世界中にちりばめられた41個のArtifactを、ゴール地点(サンタモニカと台湾)に運ぶゲームです。12時間に一度(日本時間で朝9時と夜9時)、レベル7以上のポータル間でリンクが張られていると移動成功となります。レベル7以上のポータル同士でないと移動が発生しないため、一人二人が集まったところでは何も起きません。近所にArtifactが来ていたら、Google+で情報を集め、参加してみましょう!

artifact
▲よーくみると、オレンジ色に輝く点が2つ。これがArtifactの現在位置。近所に来たら出動してみては!

★クライアントが1.76.0にアップデート

 5月6日、クライアントが1.76.0にアップデートされました。久々の新機能として「Easier to select items on the map that are close to each other.(近接するアイテムの選択が簡単になった)」といううれしい機能が追加されました。これまで、重なり合ったポータル同士や、ポータルの上に落ちているポータルキーなどを拾うのは至難の業でしたが、今回のアップデートで、重なりあったアイテムをタップすると、小さいウインドウが開いて、明示的に選択できるようになりました。1段階操作が増えるので急いでるときには微妙かもしれませんが、通常時にはとてもうれしいアップデートですね。

セレクト
▲重なり合っているポータルなどをタップすると、さらにウインドウが開いて選べる! 6個ぐらいまで選択可能なようでした。

★AP1.5倍ボーナス実施される

 5月1日金曜日より1週間、すべてのAP獲得に対して1.5倍となるボーナスが実施されました。前回は『Ingress』2周年で10月25日~11月16日の実施でした(このときはAP2倍)。なお、同時にUltraStrike(ウルトラストライク)の出現確率もアップしていたようです。残念ながら5月8日で終了しましたが、また次回に期待しましょう!

◆たまにはMUを狙うのはいかが? 3人で効率よくMU稼ぎ!

 MU(マインド・ユニット)を累積することで得られるIlluminatorメダル。MU自体は、人口密度と面積に応じて算出されるものなので、都会でCF(コントロール・フィールド)を作った場合、面積あたりの獲得MUは多いものの、ポータルの密度が高いせいで、あまり大きなCFが構築しにくいのがネック。では郊外に行って巨大なCFを作って……では、人口密度が少ないから思ったほど稼げない。ちょうどいいところで稼ぐ、というよりは、このメダルもやはり地道な積み重ねが必要そうです。

 ひとりでコツコツと作る方法が主流ですが、同じ陣営のエージェントが3人集まった場合は、ちょっと効率がいい稼ぎ方があります。今回はこれを紹介します。

★準備

 CFを作りたいところの頂点3か所を決めて、それぞれのキーを3本以上用意します。ひとりで3本出すのは大変なので、3人で頂点を回るといいでしょう。CF形成を妨害するリンクがあれば破壊しておきます。3人いればすぐでしょう。人が多いところでは作成開始ギリギリで破壊しないと、邪魔されてしまうかもしれません。
 MUがある程度見込めるエリアで、なるべく大きなCFが作れそうな場所を探しましょう。都心部からは少し離れた場所で、1キロぐらいのリンクが作れると気持ちよさそうです。必要なら各自移動手段も用意しましょう。

 アイテムは、陣営により異なりますが、JARVIS Virus、ADA Refactor(以下JARVIS、ADA)が必要です。
 次に、先ほど準備したキーを分配します。ポータルAの人がBのキー、ポータルBの人がCのキー、ポータルCの人がAのキーを受け取ります。
 配布が終わったら、それぞれの持ち場(任意でOK)に移動して準備完了です。連絡を取り合う手段が別途必要です。Androidの人はCOMMで大丈夫かと思いますが、iOSでCOMMは使えないので、SMSや、別途電話、スマホなど用意しておくとタイミングがとりやすいです。

★実践してみよう

 持ち場についたら、CFを作り始めます。それぞれが持ち場に立ち、隣のポータルからリンクを張るのです。COMMやSMS、電話などで連絡して、最後の1本を完成する人の順番を決めておきましょう。A→B、B→C、C→Aとリンクを張った場合、Aの人にまずMUが加算されます。
 A以外の人が、最寄りのポータルに対してJARVISかADAをかけて、陣営を反転させます。これでいま作ったリンクが切れ(2本)、さらに敵ポータルになっていますから、これを破壊し、レゾネーターを8本挿します。
 次に、リンクを復活させます。Bの人が反転させた場合、A→B、B→Cの順で復活させます。Bだけ反転させたので、C→Aはリンクが残っているはずです。これで、Bの人がCFを完成させられます。
 最後はCの人が反転をかけて、同様の作業を行ないます。

効率のよいCF稼ぎ1

▲ポータルキーを3つずつ、反転用アイテムを2つ。キーを集めたら、均等に分配してそれぞれ担当のポータルに立ちます。BとC担当は反転用アイテムを持っていきます。

効率のよいCF稼ぎ2

▲BがCに向けてリンクを張り、CがAに向けてリンクを張ります。AがA→Bのリンクを完成させるとCFができます。ここまでは普通ですね。

効率のよいCF稼ぎ3

▲次に、Bが反転アイテムを使うと、リンク1、リンク3とCFが消滅し、リンク2が残ります。

効率のよいCF稼ぎ4

▲Bは反転したポータルを自ら壊し、レゾネーターを挿し直して修復します。次に、A担当がBへのリンクを復旧。最後にB担当がCへのリンクを復旧し、CFを修復すると、BにAPとMUが加算されますね。

効率のよいCF稼ぎ5

▲同様の手順で、今度はC担当が反転アイテムを使います。リンク1’とリンク2が消滅し、CFa’も消滅します。

効率のよいCF稼ぎ6

▲Bのときと同様に、Cがポータル破壊と復旧を行ない、BとCで修復をかけます。これで3人にCFとMUが加算されました。

効率のよいCF稼ぎ7

▲応用編です。もっとキーを集めてから臨むと、たけのこ型多重CFにもこのテクニックが適用できます。

★まとめると……

 この方法は3人ともにMUが獲得でき、しかも巨大CFにおいても(妨害リンクがない前提ならば)有効です。3人集めて、Intel Mapを見ながら計画を立てるととても楽しいのでお勧めです。
 失敗しないタイミングとしては、他のエージェントたちが寝静まった深夜3時~早朝6時あたりが、サーバの応答もよい時間帯なので狙い目でしょう。

 注意すべき点は、JARVISやADAを扱うので、既存ポータルに対して反転をかけた場合、ポータルオーナーに通知が行きますので、場合によっては(オーナーがずっと温めているポータルだった、とか)トラブルに発展する可能性がわずかにあります。ただの稼ぎ行為ですから、あまり影響のなさそうなポータルを選びたいですね。
 それから、ADA、JARVISを使うと、そのポータルは以後1時間の間、反転耐性が付きますので、2度目の稼ぎを1時間以内に実行しようとすると、何も起こらず、アイテムだけ消費してしまいます。同じ場所で稼ぐつもりならば、1時間以上インターバルを取ってから行ないましょう。