『Ingress』エージェントなら爆笑必至！「いんぐれす寄席」で落語会を満喫！【編集部日記】 | オタク産業通信：ゲーム、マンガ、アニメ、ノベルの業界ニュース

　編集部員kです。

　8月30日(日)に立川流真打、立川こしら師匠（以下、こしら師匠）のいんぐれす寄席に行ってきました！　Persepolisのアフターパーティーで少しだけ披露していただいた『Ingress』ネタがツボに入って以来、チャンスを待ち続け、7月に東京公演決定の知らせを聞いてすぐに申し込みましたよ。ちなみに最初にいっておきますが、ネタバレするともったいないので内容はほとんど書いてません。

　場所は東京都の成城ホール。この日は立川こしら師匠だけでなく、“グリフハックの歌”でエージェントたちの心を掴んだシンガーソングライターskywalkar（山本紗江）さんも中座で出演してミニ生ライブをするということで期待は膨らむばかり！　エージェント仲間と一緒に行ってきました。

　そして開演！　まずは自称Ingress芸人のPlSpさんが司会で登場。会場の空気を確かめるように「『Ingress』をプレイしたことのないかた……？」と客席に質問を投げかけて、手が上がらないことを確認すると、そこからは『Ingress』ネタ一色！　普段はなかなか話せないという『Ingress』トークをここぞとばかりに繰り出します。ちなみにこの時にResistanceとEnlightenedの人数確認もありましたが、この日の会場はなんと8割がResistanceのエージェント。こんな日もあるんですね。

▲PlSpさんは普段は沖縄で活動しているお笑い芸人。沖縄ではResistanceとEnlightenedのネットラジオもあるらしいですよ！

　出囃子とともにこしら師匠が高座に上がると、まずは自身のエージェント体験をもとにした『Ingress』がエピソードが絶好調。会場全体を巻き込んでの『Ingress』“あるある”話に客席からは笑い声が途絶えることがありませんでした。

▲日ごろの活動で暖めておいた『Ingress』話が炸裂！　ほんと涙が出るほど笑いました。

　そして客席がすっかりあったまったところで本編へ。

「『Ingress』は幾度となくβテストを繰り返して現在の形になりました……。その発祥をさかのぼった江戸時代でのお話です」と、まずは“時そば”ならぬ“時シールド”が始まりました。

　テンポ良く展開する話でしっかり笑わせてもらったところで、次は“エージェント指南所”を披露。オチでこの日一番ほどの笑いに客席が沸いたところで中入りに。休憩を挟んでskywalkarさんが登場です。

▲シンガーソングライター山本紗江、またの名をskywalkar（エージェント名）。落語の会で演奏する機会もなかなかないと思いますが、さすがにしっかり盛り上げてくれました！

　最初はお互い様子見……といった空気が流れましたが、ギターが大きく見えるほどの小柄な体からは想像しなかった芯のある声に、すっかり「ぐりぐり」と楽しませていただきました！　曲目は「グリフハックの歌」をはじめ、ソジャーナを題材にした歌など、3曲の『Ingress』ソングを歌い、最後にはエージェントskywalkarではなく、シンガーソングライター山本紗江の「スーパースターと憧れガール」で〆。
　山本紗江さんは2015年10月2日より、ソラトニワ（SORAXNIWA）で『Ingress』のネットラジオでパーソナリティを努めることも会場で発表し、なんとゲストにはこしら師匠や、Niantic Labの須賀氏の出演が予定されているそうです。放送時は、ソラトニワの放送拠点である原宿、銀座、梅田で須賀氏からアイテムカードを配布するかも？　という情報もあったので、エージェントは公式サイトも要チェックですよ。

山本紗江オフィシャルWEBサイト
⇒ http://saesae.net/

ソラトニワIngress特設ページ
⇒ http://www.soraxniwa.com/article/soraxniwa/201508/ingress_radio

　笑い疲れかけた心がいい具合に癒されたところで、再びこしら師匠が登場。
　最後の演目は、史上初といって間違いないであろう高座のバックにスキャナー動画を映し出しながらの映像連動古典落語“黄金餅”。少々ご愛嬌（トラブル）もありましたが、葬列の道中のポータルやミッションを矢継ぎばやに紹介する内容に、客席からは感嘆の声が上がり、落語家のプロの技を堪能したところで終幕。