トレーティングカードゲーム（以下、TCG）『アンジュ・ヴィエルジュ』や、iOS/Android用スマートフォンアプリ『アンジュ・ヴィエルジュ ～第2風紀委員 ガールズバトル～』の声優陣で結成された「L.I.N.K.s」。相坂優歌さん、石原舞さん、高橋李依さん、生田善子さん、山本希望さんの5人で構成されるユニットで、その初のワンマンライブ「L.I.N.K.s Connected live 2015」が9月10日（木）に東京都渋谷の「club asia」で開催された。
会場には、TCG、スマートフォンアプリによらず、多くの『アンジュ・ヴィエルジュ』ファンが詰めかけ、満員御礼のステージとなった。
▲L.I.N.K.sの普段の生活が見えるトークショウに会場が沸いていた。
ステージはL.I.N.K.sの5人によるトークショウからスタート。「L.I.N.K.sの素顔に迫る！」というテーマで、おすすめじゃがいも料理やペットとの過ごしかたなど、各メンバーそれぞれにお題が出され、ゆるいトークでわきあいあいと盛り上がる彼女たちのペースに会場が馴染んできたところで、朗読劇が行なわれた。 ステージのスクリーンには、この日のために製作された『アンジュ・ヴィエルジュ』の会話シーンが映し出され、L.I.N.K.sのメンバーたちがそれぞれの担当キャラクターのセリフを読み上げた。来場者たちにとっては、普段は映像やゲームでしか聞けない声を生で楽しめる貴重な機会となった。
朗読劇が終了すると、いよいよライブステージへ。L.I.N.K.sの5人全員で歌う『アンジュ・ヴィエルジュ』の主題歌「ユナイトライト」が始まると、ファンたちはカラフルなサイリウムで会場を盛り上げる！ 1曲目でステージと客席が一体となったところで、2曲目からはメンバー1人1人がソロで歌うキャラクターソングを披露。キャラクターソングは、各メンバーそれぞれが振り付けを考え、さらにCDの収録時には『アンジュ・ヴィエルジュ』のキャラクター（声優）として歌っていたが、この日はキャラクターではなく、自身の歌として心を込めて歌ったようでCD音源とはまた違った雰囲気で楽しめた。
▲相坂優歌さんの「Link of Destiny」。
▲高橋李依さんの「Hand in Hand」。
▲山本希望さんの「碧の絆」。
▲石原舞さんの「カルペ・ディエム」。
▲生田善子さんの「Memoria」。
キャラクターソングに続いて、TCG『アンジュ・ヴィエルジュ』の主題歌「Tears Breaker」で観客の盛り上がりは最高潮。これで一旦はけたあと、アンコールに応えて再登場。L.I.N.K.sのメンバーたちでデザインを決めたというライブTシャツを着用して、オープニングでも歌ったユナイトライトで締めた。
これで終わりと思わせたところで、会場にハッピーバースデーソングが流れ、9月5日に誕生日を迎えたという相坂さんを祝うサプライズバースデーが始まった。思わぬプレゼント企画に相坂さん感動！ といくはずだったが、メンバー全員に配られた台本が同じだったため、相坂さんもサプライズを知っていたという逆サプライズも……。それでも、会場に集まったファンたちから直接お祝いを受けて、とても嬉しそうにこれからの意気込みを語ってくれた。
去年の7月頃は2人だったL.I.N.K.sも今では5人。TCGの動画の声優から始まり、大会などのイベントなどでファンと触れ合い、みんなで作り上げてきたというL.I.N.K.s。『アンジュ・ヴィエルジュ』のアニメ化も決まり、ますます彼女たちの注目度が上がっていくことは間違いない。今後の活躍に期待したい。
セットリスト
1：ユナイトライト／L.I.N.K.s
2：Link of Destiny／相坂優歌
3：Hand in Hand／高橋李依
4：碧の絆／山本希望
5：カルペ・ディエム／石原舞
6：Memoria／生田善子
7：Tears BREAKER／L.I.N.K.s
アンコール：ユナイトライト／L.I.N.K.s
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